出光美術館で「源氏絵と伊勢絵―描かれた恋物語」を観た!
「光源氏の恋の遍歴を壮大なスケールでつづった王朝文学の傑作」と今回のチラシにあるのですが、「源氏物語」は、僕は今に至っても読んだことがありません。2010年11月、たぶん、五島美術館が改修工事で休館になる前の、開館50周年を記念して開催された「国宝源氏物語絵巻」展を、なんの素養もない僕にとっては猫に小判ですが、その評判を聞いて観に行ってきました。...
View Article東京国立近代美術館で「フランシス・ベーコン展」を観た!
「フランシス・ベーコン展」チラシ画像は「ジョージ・ダイアの三習作」のひとつ 東京国立近代美術館「フランシス・ベーコン展」案内板 先日、酒井忠康の「覚書...
View Articleシドニー・ポワチエ主演「野のユリ」を観た!
何年か前にテレビで放映されたものをたまたま録画してあったので、1963年のアメリカ映画「野のユリ」を初めて観ました。「野のユリ」はく宗教的な映画ではないかと勝手に思い、なんとなく暗い印象だったので、今まで観ることがありませんでした。1967年の黒人青年と白人女性の結婚を巡る双方の家族の葛藤を描く「招かざる客」、これは映画館で観ましたが、この辺りが僕の洋画の見始めだったと思います。...
View Article山種美術館で「百花繚乱―花言葉・花図鑑―」(後期)を観た!
「百花繚乱」チラシ 山種美術館で「百花繚乱―花言葉・花図鑑―」(後期)を観てきました。今回の展覧会では、「物語でたどる人と花」、「ユートピアとしての草花と鳥...
View Article宮下規久朗の「欲望の美術史」を読んだ!
宮下規久朗の「欲望の美術史」(光文社新書:2013年5月20日初版第1刷発行)を読みました。今、本棚を見たら、宮下規久朗の本で、ブログに書いていないものがありました。 「裏側からみた美術史」(日経プレミアシリーズ:2010年10月8日1刷) 「不朽の名画を読み解く 見ておきたい西洋絵画70選」(ナツメ社:2010年8月1日初版発行)...
View Article八王子夢美術館で「坂本一成 住宅めぐり」を観た!
「坂本一成 住宅めぐり」チラシ 八王子夢美術館で「坂本一成 住宅めぐり」を観てきました。偶然、この展覧会が開催されていることを知り、時間の都合をつけて八王子まで行ってきました。坂本一成の建築展は、2008年に東京工業大学百年記念館で開催された「坂本一成建築展 日常の詩学」を観たことがあります。今回の展覧会は大筋では前回とほとんど同じですが、新たに区分けして加わったのは「Social...
View Article川上弘美の「なめらかで熱くて甘苦しくて」を読んだ!
川上弘美の「なめらかで熱くて甘苦しくて」(新潮社:2013年2月25日発行)を読みました。カバーの装画は、萬鉄五郎の「かなきり声の風景」(山形美術館蔵)です。発売と同時に購入し、一度は読み終わっていたのですが、なかなかブログに書けなくて、再度読み直して書いています。...
View Articleロドリゴ・ガルシア監督の「彼女を見ればわかること」を観た!
映画「彼女を見ればわかること」を観ました。映画公開時に観ようと思っていましたが、なぜか見逃してしまいました。たぶん、その時の映画のポスターが、女性がいかにも仮面を被っているという印象を強く受けたからかもしれません。たまたまテレビで放映されていたのを録画してあったので、今回一気に観たというわけです。...
View Article江國香織の「ちょうちんそで」を読んだ!
江國香織の「ちょうちんそで」(新潮社:2013年1月30日発行)を読みました。この本も発売と同時に購入し、一度は読み終わっていたのですが、なかなかブログに書けなくて、再度読み直して書いています。新潮社のこの本の紹介には、以下のようにあります。 取り戻そうと思えば、いつでも取り返せる──闇の扉を開く新しい長編。...
View Article芥川龍之介の「南京の基督」を読んだ!
牧野邦夫「南京のキリスト」1969年(芥川龍之介作品より) 練馬区立美術館で「牧野邦夫―写実の神髄―展」を観てきました。画像のアクセス解析を見ると、牧野邦夫の「南京のキリスト」が、ここ数週間、一番多いのでまずは驚きました。なにしろインパクトのある牧野の油彩画です。筋肉質の女性の裸像が素晴らしい。僕も牧野作品のなかでは、「南京のキリスト」が好きです。...
View Article横浜元町・中華街、ブラブラ散歩!
「横浜中華街」関帝廟通り 渋谷から特急で30分、近くなった横浜元町・中華街へ行ってきました。ちょっと曇り空、ただ単に「お昼」を食べに行っただけですが、けっこう歩きました。なぜか中華街は修学旅行生がやたらと目立ち、元町商店街ではオバサンの2~3人組が目立ちました。...
View Article小島剛一の「漂流するトルコ 続『トルコのもう一つの顔』」を読んだ!
小島剛一の「漂流するトルコ 続『トルコのもう一つの顔』」 を読みました。以前読んだ「トルコのもう一つの顔」の続編です。一度目の国外退去で終わっていますが、今回の話は再びトルコへの入国を果たし、波瀾万丈のトルコ調査旅行が始まります。そして、二度目の国外退去までの話になります。トルコの官憲は、まったくうんざりするほど暖簾に腕押し、というか、これはまるでカフカの「城」です。...
View Article地図散歩・横浜根岸編“外国人遊歩道をたどる”
「外国人遊歩道」(作成:地図豆) 「地図散歩・横浜根岸編“外国人遊歩道をたどる”」 「ベアト幕末日本写真集」や「横浜実測図」などを拡げて、 幕末から明治に懸けて外国人が「ミシシッピー・ベイ(根岸湾)」の 美しい眺望を愉しみながら、遊歩した道を当時に思いを馳せて 歩きます。ガイドはもちろん、山岡光治さん(オフィス地図豆店主)。 日時:6月1日(土)11時集合 集合場所:JR石川町駅南口...
View Article東京藝述大学大学美術館「夏目漱石の美術世界展」内覧会へ行った!
「夏目漱石の美術世界展」チラシ 「夏目漱石の美術世界展」案内板 東京藝述大学大学美術館「夏目漱石の美術世界展」ブロガー向け特別内覧会に応募したところ、運良く招待を得ることができました。2013年5月31日、夜、特別内覧会に行ってきました。この展覧会の企画者の一人でもある東京藝術大学大学美術館准教授の古田亮さんの「見どころと主な出展作品解説」がありました。古田亮さんの本は、「俵屋宗達...
View Article国立新美術館で「第69回 現展」を観た!
「第69回 現展」 国立新美術館「第69回 現展」会場入口 画家の知人から招待状をいただいたので、国立新美術館で開催されている「第69回 現展」を観に行ってきました。...
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