太田記念美術館で「浮世絵お化け屋敷」後期を観た!その1
「浮世絵お化け屋敷」チラシ 「太田記念美術館」正面外観 河童 一寸子花里「商内道具集之内桐油御合羽品々」天保14~弘化3年(1843-46) 歌川広景「江戸名所道外尽 廿四 数寄屋かし」安政6年(1859)8月 月岡芳年「東京開化狂画名所 柳橋 書画会画工の狼藉 深川木場川童臭気に辟易」明治14年(1881)1月 天狗 水野年方「源平雪月花之内 月」明治18年(1885)頃...
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「浮世絵お化け屋敷」チラシ 「太田記念美術館」正面外観 太田記念美術館で「浮世絵お化け屋敷」後期を観てきました。 さまざまな妖怪たち 歌川国貞(三代豊国)「源三位頼政 猪ノ早太忠證」嘉永2年(1849) 月岡芳年「和漢百物語 楠多門丸正行」慶応元年(1865)3月 歌川国芳「東海道五十三対 桑名 船のり徳蔵の伝」天保14~弘化3年(1843-46) 勝川春亭「鎌田又八」文化後期(1811~18)頃...
View Article高橋源一郎の「『読む』って、どんなこと?」を読んだ!
高橋源一郎の「『読む』って、どんなこと?」(NHK出版:2020年7月30日第1刷発行、2023年12月30日第7刷発行)を読みました。 作家40年、初の読書論!読書にまつわるあたりまえを疑って、いま、本当に必要な「読む力」を身につける。...
View Article高橋源一郎の「『書く』って、どんなこと?」を読んだ!
高橋源一郎の「『書く』って、どんなこと?」(NHK出版:2024年9月5日第1刷発行)を読みました。 誰も気づかなかった、言葉の秘密。文章は頭で考えて書いてない?実はもうひとりの「わたし」が書いている?作家が初めて明かす、渾身の「書く論」。...
View Article池上英洋・青野尚子の「超絶技巧の西洋美術史」を読んだ!
池上英洋・青野尚子の「超絶技巧の西洋美術史」(新星出版社:2022年12月25日初版発行、2023年5月25日第3刷発行)を読みました。 だいぶ前に購入したのですが、ブログに載せるのを忘れていました。池上さんの本はたくさん読んでいます。...
View Article吉本ばななの「下町サイキック」を読んだ!
吉本ばななの「下町サイキック」(河出書房新社2024年7月30日初版発行、2024年9月10日2刷発行)を読みました。 8月初めに購入した本、なかなか読めなくて、やっと読みました。 「友おじさん、どうして人は色とかお金とかに目がくらむの?」「人はいつだって、今の人生をとにかく変えたいと思っているからだよ。」...
View Article木田元の「哲学散歩」を読んだ!
木田元の「哲学散歩」(文春文庫:2017年9月10日第1刷)を読みました。 前半は読むのに苦労しましたが、なぜか後半はすらすらと読めました。とはいえ出てくる哲学者の名前はほとんどわからないままでした。...
View Article堀江敏幸の「中継地にて 回送電車Ⅵ」を読んだ!
堀江敏幸の「中継地にて 回送電車Ⅵ」(中央公論新社:2023年10月25日初版発行)を読みました。 最初の「回送電車」には、言い得て妙、「文学の諸領域を軽やかに横断する散文集」とあります。全編、力の入っていない文章は、また読んでみたいと思わせます。堀江敏幸の作品は「なずな」を最後に読んでいません。 練習問題を解いているあいだが最も幸福だと知ったとき、少年少女はすこしだけ大人に近ずく...
View Article趙景達の「朝鮮民衆の社会史――現代韓国の源流を探る」を読んだ!
趙景達の「朝鮮民衆の社会史――現代韓国の源流を探る」(岩波新書:2024年8月20日第1刷発行)を読みました。 なかなか読み応えのある本でした。難解に陥らずに、軽快で読みやすく仕上がっています。 以前読んだ「近代挑戦と日本」で、「本書には続編がある」として、いずれ刊行されるので、今少しお待ち願いたい、と述べたのがこの本かどうか?趙景達の「近代朝鮮と日本」を読んだ!...
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