川上未映子の「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」を読んだ!
川上未映子の「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」(ちくま文庫:2021年4月10日第1刷発行)を読みました。4月の購入してもう6月、正直言ってこれを書くのは荷が重い。ブログに書くのが延び延びになってしまいました。デビュー作「乳と卵」以来、少しは読んでいたので(最近はあまり読んでないが)仕方がない。なんとかでっち上げるとしましょう。 すべてはここから始まった──...
View ArticleTOHOシネマズ日比谷で、橋本一監督の「HOKUSAI」を観た!
コロナ禍により公開が1年も延びたというが、やっと公開になりました。久しぶりに映画らしい映画を観たという感じで、満足しています。もちろん細かいことを言えばきりがありませんが…。...
View Article静嘉堂文庫美術館で「旅立ちの美術 Departure in arts」(後期)を観た!
静嘉堂文庫美術館からのお知らせ当館は下記の通り、「旅立ちの美術」展 後期展示を開催いたします。【会期】6月1日(火)-6月13日(日) 会期中無休【開館時間】 9:30-17:00(入場は16:30まで) 「旅立ちの美術”Departure”in Arts」チラシ...
View Article中野京子の「名画で読み解く プロイセン王家12の物語」を読んだ!
中野京子の「名画で読み解く プロイセン王家12の物語」(光文社新書:2021年5月30日初版第1刷発行)を読みました。 大人気!中野京子の「名画で読み解く」シリーズこの5冊を読めば、歴史も、絵画も、人間もわかる。...
View Article世田谷・土間ギャラリーで「石山修武×清水護 第1回展覧会『護符 厄除』」を観た!
「第1回展覧会『護符 厄除』」チラシ 「清水工業所」 「展覧会 案内」 石山修武 世田谷村・スタジオGAYA 開放系技術論世田谷村アイスランド紀行 (setagaya-mura.net) 6月は地元世田谷と銀座ギャラリー「せいほう」で展覧会を開催します。まずは6日からの旧甲州街道沿いの三代目鍛冶屋でもある清水工業所「土間ギャラリー」での小品展...
View Articleデイミアン・チャゼル監督の「ラ・ラ・ランド」を観た!
デイミアン・チャゼル監督の「ラ・ラ・ランド」を、NHKBSプレミアムで観ました。 シネマ「ラ・ラ・ランド」3月31日(水) 1:00PM(2H09M) NHKBSプレミアム 以下、ウィキペディアによると、「ラ・ラ・ランド」(英: La La...
View Article辺見庸の「いまここに在ることの恥」を読んだ!
辺見庸の「いまここに在ることの恥」(角川文庫:平成22年4月25日初版発行、令和3年3月15日4版発行)を読みました。 6月4日の「辺見庸公式ウエブサイト」を見ると、「キム・ギドクの映画をたてつづけに4本みる。」とありました。僕もキム・ギドクの映画は、ずいぶん昔ですが、ほとんど観ているので、妙に親近感がわきました。...
View Article東京ステーションギャラリー「コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画」その1
「コレクター福富太郎の眼」チラシ 「東京ステーションギャラリー」正面外観 東京ステーションギャラリーで「コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画」を観てきました。 展覧会の構成は、以下の通りです。Ⅰ コレクションのはじまり 鏑木清方との出会いⅡ-1 女性像へのまなざし 東の作家Ⅱ-2 女性像へのまなざし 西の作家Ⅲ-1 時代を映す絵画 黎明期の洋画Ⅲ-2...
View Article東京ステーションギャラリー「コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画」その2
「コレクター福富太郎の眼」チラシ 「東京ステーションギャラリー」正面外観 東京ステーションギャラリーで「コレクター福富太郎の眼 昭和のキャバレー王が愛した絵画」を観てきました。 展覧会の構成は、以下の通りです。Ⅰ コレクションのはじまり 鏑木清方との出会いⅡ-1 女性像へのまなざし 東の作家Ⅱ-2 女性像へのまなざし 西の作家Ⅲ-1 時代を映す絵画 黎明期の洋画Ⅲ-2...
View Articleチャールズ・チャップリンの「ライムライト」を観た!
チャールズ・チャップリンの「ライムライト」を、NHKのBSプレミアムで観ました。これはもう「街の灯」同等に、チャップリン映画の最高傑作と言ってもいいでしょう。チャップリンの芸人としての力量を十分発揮した、よくできた映画でした。...
View Article建築好きのためのミュージアム型カフェ「アーキテクチャカフェ棲家」!
建築 × Cafe見て、聞いて、楽しむ。建築好きのためのミュージアム型カフェ。「アーキテクチャカフェ棲家」は、日本初の建築模型を間近で楽しめるミュージアム型カフェです。建築好きが集い語り合える空間を目指し、美しい建築物のリアルな模型が幾つも店内に設置されています。https://sumika-shinjuku.com/ 店内風景 店内風景 以下、順不同 シルバーハット 伊東豊雄 1984年...
View Articleロブ・ライナー監督の「スタンド・バイ・ミー」を観た!
テレビで放映されていた「スタンド・バイ・ミー」を観ました。これはもう、時代を超えた不朽の名作、と言ってもいいでしょう。とはいえ、やっぱりアメリカ映画です。そして主題歌「スタンド・バイ・ミー」(Stand by...
View Article日埜直彦の「日本近現代建築の歴史」を読んだ!
カバー写真国立代々木競技場(丹下健三設計、1964年) つい先日、丹下健三の「代々木競技場」が重文指定へ、というニュースが飛び込んできました。「意匠と技術とに秀でた、戦後建築の”金字塔”として評価」とあります。文化審議会は代々木競技場の他に、前川国男設計の木村産業研究所などの指定も求めています。代々木競技場「最年少」重文に!...
View Article韓国映画 「私の頭の中の消しゴム」を観た!
BSフジ放映されていたものを録画し、後日観たものです。16年も前の映画です。実は以前、日本で公開時に観てはいるんですが、あまりよく覚えていない。最初のファミマでぶつかるシーンとか、建設現場のシーンなどは、覚えているのですが…。主役のチョルスが建築士の試験に受かり合格証が貼ってあったり、椅子に寝そべって読んでいたのが「a+u」増刊号の「マリオ・ボッタ」だったりとか、そんなことが今回目につきました。...
View Article笠間・日動美術館「鴨居玲展」(「NHK日曜美術館」アートシーンより)
「NHK日曜美術館」アートシーン6月20日(日) 9:45AM(0H15M) NHKEテレ 鴨居玲展―Canoyの生きざま― 嘆きや悲しみ、孤独、独特の表情で描かれた。 描いたのは昭和を駆け抜けた画家、鴨居玲(1928-1985)。 いま、その生きざまを紹介する展覧会が開かれています。 遅咲きの画家として、31歳で安井賞を受賞。...
View Article光と闇 どちらが主役? 「月」高島屋十郎
朝日新聞の「美の履歴書」に、高島屋十郎の「月」が、「光と闇 どちらが主役?」というタイトルで、取り上げられていました。久留米市美術館の「高島屋十郎展」は、このブログで過去に取り上げました。「コロナ禍」のために、予定していた展覧会が延び延びになっていたようです。今後は、柏市民ギャラリー、群馬・高崎市美術館に巡回予定。晩年、千葉県柏市に隠遁していたとは、初めて知りました。...
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