吉本ばななの「幸せへのセンサー」を読んだ!
吉本ばななの「幸せへのセンサー」(幻冬舎:2024年5月10日第1刷発行)を読みました。 60年でたどり着いた 現実の中で幸せになる方法焦らなくてもいい。幸せはオーダーメイド。いつでも自分に合わせた形で取り出せる。 〇何が絶えられて、何が耐えられないか。 自分の体のセンサーを信頼する。...
View Article小川洋子の「アンジェリーナ 佐野元春と10の短編」を読んだ!
小川洋子の「アンジェリーナ 佐野元春と10の短編」(角川文庫:平成9年1月25日初版発行、令和5年9月30日14版発行)を読みました。...
View Article西村賢太の「蝙蝠か燕か」を読んだ!(再掲)
経堂の三省堂で「おっ、これは!」と思い、購入し読みました。さて、ブログを書こうとして、1年前に読んでブログに書いていたことが判明しました。読んでみると、なんと僕にしては丁寧に書いていました。西村賢太の最後の作品だし、これは再掲ものだなと思い、以下に載せることにしました。 西村賢太の「蝙蝠か燕か」を読みました。...
View Articleヴィム・ヴェンダース監督作品「アンゼルム”傷ついた世界”の芸術家」を観た!
ヴィム・ヴェンダース監督作品「アンゼルム”傷ついた世界”の芸術家」を観てきました。 久しぶりの素晴らしい映画で興奮しました。アンゼルム・キーファーを知ることができました。 以下、KINENOTEによる。...
View Article川上弘美の「明日、晴れますように」を読んだ!
川上弘美の「明日、晴れますように」(朝日新聞出版:2024年6月30日第1刷発行)を読みました。 二人は、何かの秘密を知っているように思える。大きな物語がなくなったあとの複雑な時代に、新しい出会いや発見、悲しみや葛藤を経験しながら成長する子どもたち、うつろいゆく大切なものもの。それでもなお世代を超えて受け継がれる、かけがいのない日々を描く新たな成長物語。...
View Article佐藤俊樹の「社会学の新地平―ウェーバーからルーマンへ」を読んだ!
佐藤俊樹の「社会学の新地平―ウェーバーからルーマンへ」(岩波新書:2023年11月17日第1刷発行)を読みました。...
View Article松岡錠司監督の「東京タワー オカンとボクと時々オトン」を観た!
NHKBSで、松岡錠司監督の「東京タワー オカンとボクと時々オトン」を観ました。見逃していた映画、やっと見ることができました。原作は、リリー・フランキーが自身の母親との半生を綴った小説です。内田也哉子がよかった。 NHKBS 2024年7月3日13時シネマ「東京タワー オカンとボクと時々オトン)平成19年作品以下、KINENOTEによる。...
View Article大倉集古館で「もうひとりのル・コルビュジエ――絵画をめぐって」を観た!その1
「もうひとりのル・コルビジュエ」チラシ 「もうひとりのル・コルビュジエ」案内板 大倉集古館で「もうひとりのル・コルビュジエ――絵画をめぐって」を観てきました。 ”私の探求や知的生産の根底の秘密は絶え間ない絵画実践のなかにあるんです”(ル・コルビジュエ みずから語る生涯)P250...
View Article大倉集古館で「もうひとりのル・コルビュジエ――絵画をめぐって」を観た!その2
「もうひとりのル・コルビジュエ」チラシ 「もうひとりのル・コルビュジエ」案内板 大倉集古館で「もうひとりのル・コルビュジエ――絵画をめぐって」を観てきました。 ”私の探求や知的生産の根底の秘密は絶え間ない絵画実践のなかにあるんです”(ル・コルビジュエ みずから語る生涯)P250...
View Articleホン・サンス監督の「WALK UP」を観た!
ホン・サンス監督の「WALK UP」を観てきました。なかなか奇妙な映画でした。 以下、KINENOTEによる。 解説:ホン・サンス長編28作目となるヒューマンドラマ。映画監督のビョンスは娘のジョンスと一緒に、インテリアデザイナーの旧友ヘオクが所有するアパートを訪れる。仕事の連絡が入り、ビョンスはその場を離れる。その後、ビョンスは戻ってくるが、そこに娘の姿はなく……。出演は「新感染半島...
View Article芥川賞候補作・尾崎世界観の「転の声」を読んだ!
芥川賞候補作・尾崎世界観の「転の声」(文學界:2024.6)を読みました。第171回芥川賞の候補作を読むのは、これが初めてです。 尾崎世界観は執筆者紹介に、ミュージシャン・作家。84年生まれ。「母影」(新潮文庫)、とあります。 目次には、「プレミアは絶対に裏切らないー〝転売される〟ミュージシャンの後ろめたい興奮と欲望」とあります。...
View Article芥川賞候補作・向坂くじらの「いなくなくならなくならないで」を読んだ!
芥川賞候補作・向坂くじらの「いなくなくならなくならないで」を読みました。 向坂くじらは著者一覧によると、詩人。94年生まれ。著書「夫婦間における愛の適温」とあります。...
View Article佐伯一麦の「ミチノオク」を読んだ!
佐伯一麦の「ミチノオク」(新潮社:2024年6月25日発行)を読みました。 故郷東北を再発見する九つの旅で出会う、人の心のオクさまざまな禍福の中で、曲折に満ちた人生を紡ぐ人々。安穏をセンリツせしめる静かな命のセンリツを私小説作家が綴る、新しい紀行文学。...
View Article芥川賞候補作・松永K三蔵の「バリ山行」を読んだ!
芥川賞候補作・松永K三蔵の「バリ山行」(群像:2024年3月号)を読みました。 執筆者一覧には、作家。80年生。「カメオ」とあります。群像新人文学賞受賞第一作です。 道とは言えない山道をひとりゆくその人の思いは、どこにあるのだろう。やり過ごす毎日に追われながら波多はふと妻鹿さんのことを考える。群像新人文学賞優秀作受賞第一作。 松永K三蔵の「バリ山行」はこうして始まります。 山ですか?...
View Article芥川賞候補作・坂崎かおるの「海岸通り」を読んだ!
芥川賞候補作・坂崎かおるの「海岸通り」を読みました。 執筆者紹介には作家。84年生まれ。「ニューヨークの魔女」(「スピン」第4号)、とあります。...
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