大倉集古館で「もうひとりのル・コルビュジエ――絵画をめぐって」を観てきました。
”私の探求や知的生産の根底の秘密は
絶え間ない絵画実践のなかにあるんです”
(ル・コルビジュエ みずから語る生涯)P250
フランスを拠点に活動した建築家ル・コルビュジエ(1887-1965)は、7カ国にある17資産がユネスコの世界文化遺産に登録されるなど、20世紀を代表する重要な建築家として高く評価されていますが、同時に数多くの美術作品を残したアーティストとしても知られています。
本展では、世界有数の所蔵作品をもつ大成建設ル・コルビジュエ・コレクションの中から約130点の作品を展示することによって、ル・コルビジュエの美術作家としての側面をご紹介いたします。本コレクションの作品がこれだけまとまって公開されるのはおよそ30年ぶりのことです。本展をご覧いただくことで、建築を含めたル・コルビュジエのすべての創作活動の根底にあった、彼の絵画への情熱に気づいていただけることと思います。
展覧会の構成は、以下の通りです。
I ピュリスムから
Ⅱ 女性たち
Ⅲ 象徴的モチーフ
Ⅳ グラフィックな表現
IとⅡはその1に、ⅢとⅣはその2に載せます。
Ⅲ 象徴的モチーフ
翼のある一角獣
開いた手
イヴォンヌ・ガリ
イコン
パピエ・コレ
彫刻
モデュロール
Ⅳ グラフィックな表現
ポスター
タピスリー
家具
特別展 大成建設コレクション
もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~
発行日:2024年6月25日
企画・編集:
林美佐(大成建設ギャルリー・タイセイ学芸員)
発行:
公益財団法人 大倉文化財団 大倉集古館
大成建設株式会社
「大倉集古館」ホームページ
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ル・コルビュジエの絵画
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