五島美術館で「古伊賀 破格のやきもの」を観た!
「古伊賀 破格のやきもの」チラシ 「五島美術館」正面玄関 土・炎・人―巧まずして生まれた造形「古伊賀」は、桃山時代から江戸時代にかけて、今の三重県伊賀市で焼かれたやきものです。歪んだ形と、碧緑色の「ビードロ釉」、赤く焼きあがった「火色」、灰色のゴツゴツした器肌の「焦げ」が魅力の焼き締め陶器。古伊賀を代表する花生・水指の名品から、窯跡や消費地出土資料まで約90点を集めて展観します。 花生 「伊賀花生...
View Articleジェームズ・マンゴールド監督の「ニューヨークの恋人」を観た!
ずいぶん昔の映画です。メグ・ライアンの絶頂期の、ファンタジックな映画です。BSプレミアムで放映していたので、ビデオに録って、じっくり観ました。 シネマ「ニューヨークの恋人」2023年10月18日(水) 1:00PM(1H59M) NHKBSプレミアム 以下、KINENOTEによる。...
View Article川上弘美訳「伊勢物語」を読んだ!
川上弘美訳「伊勢物語」(河出文庫:2023年10月20日初版発行)を読みました。 伊勢物語は、清朝日本古典集成を持ってはいるが、ほとんど読んだ記憶がない。そうこうするうちに高樹のぶ子の「小説伊勢物語 業平」が出て、読んだ。解説本も出た。また、川上弘美の「三度目の恋」も読んだ。 それにしても、川上弘美の伊勢物語に関する仕事には、頭が下がる思いである。 伊勢物語に関連する本高樹のぶ子の「小説伊勢物語...
View Article春画ールの「春画にハマりまして。」を読んだ!
春画ールの「春画にハマりまして。」(CCCメディアハウス:2021年4月9日初版発行)を読みました。 わたし、OL.。押しは、絵師。こうなったらしんでもいとやせん春画を愛で、調べ、遊びつくす。知的冒険エッセイ。...
View Article斎藤真理子の「本の栞にぶら下がる」を読んだ!
斎藤真理子の「本の栞にぶら下がる」(岩波書店:2023年9月14日第1刷発行)を読みました。 韓国文学翻訳の名手による、珠玉の読書エッセイどんなに古い本にも、今につながる栞がはさまっている...
View Article辺見庸の「月」を読んだ!
辺見庸の「月」(角川文庫:令和3年2月25日初版発行)を読みました。 「月」を読む前に、映画の方を先に観ました。原作と映画はまったく別物といっていいでしょう新宿バルト9で、辺見庸原作、石井裕也監督の「月」を観た! あなた、こころ、ありますか?実際の障がい者施設殺傷事件に想を得た、人間存在を揺るがす衝撃作!...
View Article太田記念美術館で「葛飾応為『吉原格子先之図』―肉筆画の魅力」を観た!
「葛飾応為『吉原格子先之図』肉筆の魅力」チラシ 「太田記念美術館」正面玄関 太田記念美術館で「葛飾応為『吉原格子先之図』―肉筆画の魅力」を観てきました。 1F 葛飾北斎「羅漢図」弘化3年(1846) 葛飾応為「吉原格子先之図」文政~安(1818~60)頃 喜多川歌麿「美人読玉章」寛政(1789~1801)中期頃 Ⅰ 人を描く 歌川国芳/歌川国英「浴後美人図」弘化~嘉永(1844~54)頃...
View Articleまたまた観ました、「バグダットカフェ」!
またまた観ました、「バグダットカフェ」!いや~っ、名作です、何度見てもいいですね。 ぼくはもう何度も観ていて、ブログにも2回書きましたが、今回はKINENOTEをもとに新たに書き直し、画像も大きくしました。 「バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版」を観た!「バグダッド・カフェ」ニュー・ディレクターズ・カット版を観た! 「バグダッド・カフェ...
View Article海野聡の「奈良で学ぶ 寺院建築入門」を読んだ!
海野聡の「奈良で学ぶ 寺院建築入門」(集英社新書:2022年2月22日第1刷発行、2023年3月12日第5刷発行)を読みました。...
View Articleロウ・イエ(婁燁)監督の「天安門、恋人たち」!(再掲)
新宿・武蔵野館でロウ・イエ(婁燁)監督の「天安門、恋人たち」を上映していました。変則的な上映で、11月7日、上映開始18時30分の時間の1時間半前に行ったところ、残念ながら満席ですと言われ、すごすごと引き返してきました。 過去にこの作品について書いたブログがあったので、以下に載せておきます。[シアター]イメージフォーラムで「天安門、恋人たち」を観る!...
View Article島田雅彦の「古典新訳 好色一代男」を読んだ!
島田雅彦の「古典新訳 好色一代男」(河出文庫:2023年11月20日初版発行)を読みました。河出文庫・古典新訳コレクションのなかの一冊です。 同じ古典新訳コレクションのなかの、川上弘美の「伊勢物語」を読みました。川上弘美訳「伊勢物語」を読んだ! 井原西鶴の「好色一代男」は、読みたいと思っていましたが、読んでいません。...
View Articleテアトル新宿で、荒井晴彦監督の「花腐し」を観た!
テアトル新宿で、荒井晴彦監督の「花腐し」を観てきました。映画の公開の日の10日、過去のこともあり、ネットで予約して観てきました。 綾野剛は「そこのみにて光り輝く」を観ました。柄本佑は「火口のふたり」を観ています。...
View Articleユーロスペースで、鈴木清順監督の「陽炎坐」を観た!
鈴木清順生誕100年記念鈴木清順監督生誕100年を記念して、<清順美学>の頂点であり、日本映画界が誇る世紀の名作「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎坐」「夢二」が4Kデジタル完全修復版で新たに甦る!...
View Article中村屋サロン美術館で「戸張孤雁の芸術展」を観た!
中村屋サロン美術館で「戸張孤雁の芸術展」を観てきました。戸張孤雁の芸術展1882(明治15)年に東京に生まれた戸張孤雁は、中村屋サロンのメンバーの一人です。その中心的存在であった彫刻家...
View Article小川哲の「君が手にするはずだった黄金について」を読んだ!
小川哲の「君が手にするはずだった黄金について」(新潮社:2023年10月20日発行)を読みました。なんとなく題名だけで選んだ本です。よく見たら直木賞受賞第一作とあります。ぼくは直木賞のことはあまりわかりませんが、とにかく注目を浴び、売れているらしい直木賞作家?...
View Articleヒアシンスハウス(さいたま市南区)!
朝日新聞の「建モノがたり」に、立原道造の「風信子荘(ヒアシンスハウス)」が載っていました。さいたま市中心部の公園の中、沼のほとりに立つ小さな家には、遠方からも訪れる人がいるという。...
View Articleブレイディみかこの「私労働小説 ザ・シット・ジョブ」を読んだ!
ブレイディみかこの「私労働小説 ザ・シット・ジョブ」(KADOKAWA:2023年10月26日初版発行)を読みました。...
View Article府中市美術館で「インド細密画」展を観た!その1
「インド細密画」展チラシ 「インド細密画」展 案内板 「インド細密画」展 案内板 府中市美術館で「インド細密画」展を観てきました。...
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