藤本壮介の「地球の景色」を読んだ!
藤本壮介の「地球の景色」(エーディエー・エディタ・トーキョー:2023年4月28日発行)を読みました。 世界を駆ける気鋭の建築家が紡ぎ出す、感性と思考のエッセイ集 「GA JAPAN」で、2015年1月から8年にわたって連載したエッセイを書籍化したもの。...
View Articleジャン・ピエール・メルヴィル監督の「サムライ」を観た!
ジャン・ピエール・メルヴィル監督の「サムライ」を観ました。どこもかしこもアラン・ドロンあっての映画でした。それにしてもカッコいい、いい男でした。 映画「サムライ」2023年6月4日(日) 7:00PM(1H30M) TOKYO MX2 出番は少ないが、ドロン夫人のナタリー・ドロン、いい女でした。シトロエンが素晴らしい、いい車でした。 以下、KINENOTEによる。...
View Articleうらわ美術館で「奇想の絵師 歌川国芳」を観た!その1
「奇想の絵師 歌川国芳」チラシ 「奇想の絵師 歌川国芳」案内板 「奇想の絵師 歌川国芳」ロビーディスプレイ うらわ美術館で「奇想の絵師 歌川国芳」を観てきました。 歌川国芳(寛政9~文久元年/1797~1861年)は、「豊国にかほ(似顔) 国芳むしや(武者)...
View Articleうらわ美術館で「奇想の絵師 歌川国芳」を観た!その2
「奇想の絵師 歌川国芳」チラシ 「奇想の絵師 歌川国芳」案内板 「奇想の絵師 歌川国芳」ロビーディスプレイ うらわ美術館で「奇想の絵師 歌川国芳」を観てきました。 展覧会の構成は、以下の通りです。 第一章 武者絵のはじまり・豪傑・合戦の図第二章 ヒーローの妖怪退治・怨霊・幽霊第三章 ダンディ 役者と伊達男第四章 洒落とユーモア 擬人パロディ(猫・狐・狸など)第五章...
View Articleうらわ美術館で「奇想の絵師 歌川国芳」を観た!その3
「奇想の絵師 歌川国芳」チラシ 「奇想の絵師 歌川国芳」案内板 「奇想の絵師 歌川国芳」ロビーディスプレイ うらわ美術館で「奇想の絵師 歌川国芳」を観てきました。 展覧会の構成は以下の通りです。 第一章 武者絵のはじまり・豪傑・合戦の図第二章 ヒーローの妖怪退治・怨霊・幽霊第三章 ダンディ 役者と伊達男第四章 洒落とユーモア 擬人パロディ(猫・狐・狸など)第五章...
View Article「エリック・クラプトン アクロス24ナイツ」を観た!
ヒューマントラストシネマ渋谷で、「エリック・クラプトン アクロス24ナイツ」を観てきました。4人編成からホーンセクションの入った13人編成、オーケストラとの共演まで、久しぶりに最高の感動を味わってきました。...
View Article町田そのこの「52ヘルツのクジラたち」を読んだ!
町田そのこの「52ヘルツのクジラたち」(中公文庫:2023年5月25日初版発行)を読みました。 なんと本のカバーには「2021年本屋大賞第1位」の文字が…。しかも2024年春に映画化決定とも…。この本のことは知ってはいましたが、なぜか読むに至ってませんでした。文庫化されたので、この機会に読んでみようかと…。...
View Article太田記念美術館で「ポール・ジャクレー フランス人が挑んだ新版画」を観た!(前期)
「ポール・ジャクレー」チラシ 「太田記念美術館」案内板 太田記念美術館で「ポール・ジャクレー フランス人が挑んだ新版画」を観てきました。 ここでは「前期」を載せておきます。 Ⅰ...
View Article小川洋子の「からだの美」を読んだ!
小川洋子の「からだの美」(文芸春秋:2023年3月10日第1刷発行)を読みました。 朝日新聞に「折々のことば」という記事が載っています。そこで観たのが、4月7日と4月8日の小川洋子の記事でした。そこで初めて「からだの美」という本が出ているのを知りました。 それにしても、小川洋子の随筆、というか、エッセイは、絶品です。...
View Article猪熊弦一郎の「マチスのみかた」を読んだ!
横尾忠則の書評である。これを読んでいっぺんにマチスが好きになり、少々お高いが、購入しました。 「マチスのみかた」2023年4月25日初版第1刷発行著者:猪熊弦一郎発行所:株式会社作品社 <いのくまさん>が教えてくれる<マチス先生>の芸術と生涯。...
View Article山種美術館で「小林古径生誕140年記念 小林古径と速水御舟」を観た!小林古径編
「小林古径と速水御舟」チラシ 山種美術館で「小林古径生誕140年記念 小林古径と速水御舟―画壇を揺るがした二人の天才―」を観てきました。 ここでは小林古径と速水御舟を二つに分け、小林古径編を載せます。掲載順序はおおむね展示リストによる。 第1章 歴史人物画からの出発、写実・古典への挑戦 「小督」 「闘草」 「蛍」 「河風」 「静物」 第2章 渡欧体験を経て 「不二」 「松竹梅」 「白華小禽」...
View Article山種美術館で「小林古径生誕140年記念 小林古径と速水御舟」を観た!速水御舟編
「小林古径と速水御舟」チラシ 山種美術館で「小林古径生誕140年記念 小林古径と速水御舟―画壇を揺るがした二人の天才―」を観てきました。 ここでは小林古径と速水御舟を二つに分け、速水御舟編を載せます。掲載順序はおおむね展示リストによる。 第1章 歴史人物画からの出発、写実・古典への挑戦 「錦木」 「山科秋」 「百舌巣」 重要文化財「炎舞」 「昆虫二題 葉蔭魔手」 「昆虫二題 粧蛾舞戯」 「白梅」...
View Articleパナソニック汐留美術館で「ジョルジュ・ルオー かたち、色、ハーモニー」を観た!
「ジョルジュ・ルオー かたち・色・ハーモニー」チラシ 「ジョルジュ・ルオー かたち・色・ハーモニー」案内板 パナソニック汐留美術館で「ジョルジュ・ルオー かたち、色、ハーモニー」を観てきました。...
View Article金原ひとみの「パリの砂漠、東京の蜃気楼」を読んだ!
金原ひとみの「パリの砂漠、東京の蜃気楼」(集英社文庫:2023年4月25日第1刷)を読みました。 書かなければ生きられない、そして伝わると信じていなければ書けない。私は生きるために伝わると信じて書くしかない。...
View Article第169回芥川賞候補作、石田夏穂の「我が手の太陽」を読んだ!
珍しく芥川賞候補作全作品が手に入りました。 まずは、第169回芥川賞候補作、石田夏穂の「我が手の太陽」を読みました。...
View Articleジョン・マッデン監督の「恋におちたシェークスピア」を観た!
ジョン・マッデン監督の「恋におちたシェークスピア」を、NHKBSで放映していたので、ビデオに録って観ました。 なかなか込み入ったストーリーで、すんなり映画の中身に入ることができませんでした。しかし、出演はジョゼフ・ファインズ、グウィネス・パルトロウ、ジュディ・デンチなど、そうそうたるメンバーでした。キスシーンがやたら多いのが気になりました。...
View Article第169回芥川賞候補作、市川沙央の「ハンチバック」を読んだ!
第169回芥川賞候補作、市川沙央の「ハンチバック」を読みました。 この作品は、第128回文學界新人賞受賞作です。選考委員は、青山七恵、阿部和重、金原ひとみ、中村文則、村田沙耶香の五名です。 僕の読後感よりも、村田沙耶香と金原ひとみの選評を、以下に載せます。付け加えることはありません。二人とも絶賛です。...
View Article高階秀爾の「カラー版 名画を見る眼Ⅱ―印象派からピカソまでピカソまで」を読んだ!
高階秀爾の「カラー版 名画を見る眼Ⅱ―印象派からピカソまでピカソまで」(岩波新書:2023年6月20日カラー版第1刷発行)を読みました。 「カラー版名画を見る眼」はこちら高階秀爾の「カラー版 名画を見る眼―油彩画誕生からマネまで」を読んだ!...
View Article第169回芥川賞候補作、児玉雨子の「##NAME##」を読んだ!
第169回芥川賞候補作、児玉雨子の「##NAME##」を読みました。 さて、読んだ後どこから手を付けたらいいのか、考えあぐねていたところ、たまたま見た「文學界6月号」に、新人小説月評に児玉雨子の「##NAME##」が取り上げられていました。...
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