新藤兼人監督の「裸の島」を観た!
ここ1ヶ月、映画館へ映画を観に行っていませんが、映画はDVDを借りて観たり、TVで放映されたものをブルーレイで録画してあったものを、思い出したように取り出して観たりしています。その数、10数本になります。そのうちの1本、去年の8月12日にNHKBSプレミアムで放映された、新藤兼人監督の代表作「裸の島」について書いておきます。...
View Article鹿島田真希の「冥土めぐり」を読んだ!
鹿島田真希の「冥土めぐり」を読みました。「冥土めぐり」(河出書房新社:2012年7月30日初版発行)は、表題作「冥土めぐり」と「99の接吻」の2作品からなっていますが、ここでは「冥土めぐり」だけを取り上げます。「冥土めぐり」はページ数で80ページほどの短編作品です。「冥土めぐり」...
View Article信州・小布施の「岩松院」を観た!
「岩松院」案内リーフレット 岩松院の沿革:開創は文明4年(1472)雁田城主の荻野備後守常倫公の開基で、開山は不琢玄珪禅師。本堂は136.5坪。その他庫裡、鐘楼、座禅堂、仁王門がある。本尊仏は宝冠をいただく釈迦牟尼仏で、江戸時代初期(慶長かその後)の作。(案内リーフレットより)...
View Article「おぶせミュージアム・中島千波館」を観る!
「おぶせミュージアム・中島千波館」案内板、紅い花は柘榴 潤いのある町づくりのために、住民が集える文化の拠点をと、小布施町が建設したミュージアムで、1992年(平成4年)10月に開館しました。日本画家・中島千波の作品を展示する常設館、企画展示室、屋台蔵があります。...
View Article第147回「芥川賞」に鹿島田真希氏の『冥土めぐり』
第147回「芥川賞」に鹿島田真希氏の『冥土めぐり』 「直木賞」に辻村深月氏の『鍵のない夢を見る』(オリコン 7月17日 19時32分配信) 日本文学振興会は17日、『第147回芥川賞・直木賞(平成24年度上半期)』の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川龍之介賞に鹿島田真希氏の『冥土めぐり』、直木三十五賞に辻村深月氏の『鍵のない夢を見る』を選出した。贈呈式は、8月中旬に都内で行われる予定。...
View Article宮下規久朗の「裏側からみた美術史」を読んだ!
宮下規久朗の「裏側からみた美術史」(日経プレミアシリーズ:2010年10月8日1刷)を読みました。カバーの写真は、ルーブル美術館にある「ミロのヴィーナス」の、まさに裏側から撮影された写真です。美術というものは、美しく清らかなものばかりではない。表面から眺めただけでは見えてこない、美術史にまつわる明暗を描き出すことで、美術の力と奥深さを物語りたい、というのが宮下のこの著作の主題といえます。...
View ArticleLIXILギャラリーで「藤井秀全展」、「毛塚友梨展」を観た!
「藤井秀全展・毛塚友梨展」案内板 LIXILギャラリーで「藤井秀全展」、「毛塚友梨展」を観てきました。まったく対照的な展覧会です。経歴も対照的。...
View Article「パリアッチョ 丸の内」でランチを食べる!
「パリアッチョ 丸の内」外観 丸の内仲通りのラフなトラットリア&イタリアンバール「パリアッチョ 丸の内」でランチを食べました。...
View Article「本でも読んでみっか」、2012年上半期(1月~6月)のまとめ
「本でも読んでみっか」、2012年上半期(1月~6月)のまとめ 最近、自分でも驚くほど、長い小説を読めるようになりました。長い小説、といっても、ほんの数冊ですが。例えば、吉田修一の「横道世之介」、町田康の「宿屋めぐり」、水村美苗の「母の遺産 新聞小説」、堀江敏幸の「なずな」、等々です。柴崎友香の「わたしがいなかった街で」や、綿矢りさの「かわいそうだね」など、女性の小説もしっかり読んでいます。...
View Article森美術館で「アラブ・エクスプレス展」を観た!
「アラブ・エクスプレス展」チラシ 「アラブ・エクスプレス展」展覧会場入口と受付カウンター 「アラブ・参考地図」本展覧会カタログより転載 森美術館で「アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」を観てきました。...
View Article東京都美術館で「マウリッツハイス美術館展」を観た!
「マウリッツハイス美術館展」チラシ 「東京都美術館」外観 オランダ・デンハーグ「マウリッツハイス美術館」正面外観 東京都美術館で「マウリッツハイス美術館展」を観てきました。僕が新しくなった東京都美術館に観に行ったのは、7月10日のことでした。2009年10月28日に新聞に発表され、“フェルメール「真珠の耳飾りの少女」12年東京・神戸に...
View Article佐藤正午の「豚を盗む」を読んだ!
佐藤正午の「豚を盗む」(光文社文庫:2009年3月20日初版第1刷発行)を読みました。佐藤正午のエッセイ集は、「ありのすさび」「象を洗う」「豚を盗む」の3冊を読んだことになります。この3冊、題名が妙に凝っています、というか、意味ありげです。当然、それぞれの作品に作者は想いを込めているのですが・・・。...
View Article「ゲージュツ見てある記」、2012年上半期(1月~6月)のまとめ
「ゲージュツ見てある記」、2012年上半期(1月~6月)のまとめ 半年間ですが、簡単に整理し、よかったと思う展覧会を下にあげておきます。アート関連の記事は、半年間で80、月にすれば13.3/年、でした。これを多いとみるか少ないとみるかは別にして、概ねこのブログの1/3がアート関連の記事だったというわけです。旅行に行っても、その地の美術館を訪れるのが習慣になっています。...
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