森美術館で「アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」を観てきました。
森美術館と青い日記帳が手を組んで「特別鑑賞会」を開催するというので、絶好の機会なので申し込み参加しました。2012年7月20日(金)、午前10時から午後10時まで、好きな時間に自由に観られる、というものです。いわゆる「ブロガー招待」というヤツで、参加資格はブログ開設者で、「アラブ・エクスプレス展」のレビュー記事を書くこと、が条件です。会場での写真撮影はOKで、撮影した写真をブログで使用することもOKというものです。19時からの、「アラブ・エクスプレス展」のプロジェクトマネージャーの田篭美保さんによるギャラリーツアーは、残念ながら時間の都合で参加できませんでした。
展覧会の構成は以下の通りです。
1:日々の生活と環境
2:「アラブ」というイメージ;外からの視線、内からの声
3:記憶と記録、歴史と未来
*記事、続く
「アラブ・エクスプレス展」
急速に変化を遂げるアラブ世界は、生活習慣からアイデンティティに至るまで決して一括りには語れない文化の多様性を持っています。アーティストたちは、その中に息づく伝統、信仰、慣習、気候風土に由来する独特の美意識や、人々の日常生活と社会の現実を、さまざまな美術表現を通して鮮やかに映し出しています。 また、ここ数年、欧米の美術館ではアラブ現代美術を紹介する展覧会が頻繁に開催され、アラブ世界においても、ドーハ(カタール)にマトハフ・アラブ近代美術館が開館(2010年)、アブダビ(アラブ首長国連邦)にはルーブル美術館とグッゲンハイム美術館が建設中であるなど、アート産業が成熟しつつあります。日本で初めてアラブの現代美術に焦点を当てる本展では、アラビア半島を中心としたアラブ諸国のアーティスト約30組を紹介、その一端をいち早くリポートします。
※この展覧会は、日本とバーレーン王国、オマーン国、カタール国、アラブ首長国連邦との国交樹立40周年、及びクウェート国、サウジアラビア王国との国交樹立50周年を記念して開催されます。
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