芥川賞候補作・安堂ホセの「迷彩服の男」を読んだ!
芥川賞候補作・安堂ホセの「迷彩服の男」(文藝:2023年秋号)を読みました。 180ページから239ページまでの長編です。...
View Article芥川賞候補作、九段理江の「東京都同情塔」を読んだ!
芥川賞候補作、九段理江の「東京都同情塔」(新潮:2023年12月号)を読みました。 8ページから74ページまでの、長編です。...
View Article宮沢りえの「湯を沸かすほどの熱い愛」を観た!
湯を沸かすほどの熱い愛BS101 NHKBS12023/12/27(水) 13:00-15:07 本作でヒットを飛ばし、後に『長いお別れ』(2019)、『浅田家!』(2020)などを監督した中野量太による作品。一年前に夫・一浩が蒸発し、中学生の娘・安澄を一人育てる幸野双葉が、癌を宣告されながらも家族の再建に奮闘する姿が描かれます。...
View Articleジョー・サッコの「パレスチナ特別増補版」を読んだ!
ジョー・サッコの「パレスチナ特別増補版」(いそっぷ社:2023年1月20日第1刷発行)を読みました。 イスラエル側の本は多々あります。最近、ダニエル・ソカッチの「イスラエル」を読みましたが、パレスチナ側のものも読まないと片手落ちだと思い、ジョー・サッコの「パレスチナ」も読もうと思いました。ダニエル・ソカッチの「イスラエル 人類史上最もやっかいな問題」を読んだ!...
View Article国宝・三徳山三仏寺投入堂へ行った!(再掲)
2011年08月24日の夜、品川バスターミナルを出発して、国宝・三徳山三仏寺投入堂に入ってきました。(今から約12年前のことです)「国宝・三徳山三仏寺投入堂」へ行ってきました!*画像と文字は大きくしました。 2024年新年にあたって、縁起を担いで、過去に書いた記事を再掲します。 行ってきました、鳥取県東伯郡三朝街三徳にある三徳山三仏寺投入堂へ!...
View Article伊藤比呂美の「森林通信 鴎外とベルリンに行く」を読んだ!
伊藤比呂美の「森林通信 鴎外とベルリンに行く」(春陽堂書店:2023年12月22日初版第1刷発行)を読みました。 2022年、森鴎外生誕160年・没後100年――私はドイツに渡るベルリンは街だとか都市だとか思っていた。大間違いだった。ベルリンはひとつの大きな森だった。森の中に埋没していた。鷗外先生の隣で書き留める、私小説...
View Article芥川賞候補作、小砂川チトの「猿の戴冠式」を読んだ!
芥川賞候補作、小砂川チトの「猿の戴冠式」(群像:2023年12月号)を読みました。63ページから129ページまでの長編です。小砂川チトは90年生まれの作家です。...
View Article芥川賞候補作、三木三奈の「アイスネルワイゼン」を読んだ!
芥川賞候補作、三木三奈の「アイスネルワイゼン」(文學界:2023年10月号)を読みました。 10ページから78ページまでの中編です。全編、ほとんどが会話調です。平易な文体で、読みやすい。...
View Article井戸川射子の「共に明るい」を読んだ!
井戸川射子の「共に明るい」(講談社:2023年11月7日第1刷発行)を読みました。 井戸川射子の芥川賞候補作「この世の喜びよ」を読んだ時に、「さあ、どうでしょう、芥川賞、遠いと思うんだけどな、僕が思うには」と書きましたが、なんと芥川賞を受賞しました。 ということで、井戸川射子の「共に明るい」は芥川賞受賞第一作になります。 その瞬間、語られないものたちがあふれ出す。...
View Article100分de名著「ジーン・シャープ 独裁体制から民主主義へ」!
2024年1月の100分de名著は「ジーン・シャープ 独裁体制から民主主義へ」です。 過去の関連記事:100分de名著「ジーン・シャープ 独裁体制から民主主義へ」!2024年1月アンコール放送です。...
View Article東宝シネマズ渋谷で、ヴィム・ヴェンダース監督の「PRFECT DAYS」を観た!
東宝シネマズ渋谷で、ヴィム・ヴェンダース監督の「PRFECT DAYS」を観てきました。 「THE TOKYO TOILET」プロジェクトと渋谷区内17カ所の公共トイレの意匠が世界的に注目された。ぼくは17カ所、全部観て廻りました。...
View Article村田沙耶香の「信仰」を読んだ!
村田沙耶香の「信仰」(文藝春秋:2022年6月10日第1刷発行)を読みました。 村田沙耶香と言えば「コンビニ人間」、なんと38に国と地域で翻訳されている、という。...
View Article松浦寿輝の「出口裕弘を再読する」!
「文學界」2023年10月号の最後尾に、「遊歩遊心」というタイトルで、松浦寿輝が「出口裕弘を再読する」という文章を載せています。 たまたま三木三奈の芥川賞候補作「アイスネルワイゼン」を読むために購入したもの。その本の最後尾に松浦寿輝の「出口裕弘を再読する」を偶然見つけました。...
View Article井戸川射子の「ここはとても速い川」を読んだ!
井戸川射子の「ここはとても速い川」を読みました。「ここはとても速い川」は、第43回野間文芸新人賞受賞作です。井戸川射子の「この世の喜びよ」は、第168回芥川賞受賞作です。井戸川射子の芥川賞候補作「この世の喜びよ」を読んだ! 書評家の倉本さおりは「生を矮小化しない語りの所作」として、文庫本の解説を書いています。以下、その解説から引用します。...
View Articleジーン・シャープの「独裁体制から民主主義へ 権力に対抗するための教科書」を読んだ!
ジーン・シャープの「独裁体制から民主主義へ 権力に対抗するための教科書」(ちくま学芸文庫:2012年8月10日第1刷発行、2023年2月5日第9刷発行)を読みました。 「100分de名著」2023年1月の再放送です。100分de名著「ジーン・シャープ 独裁体制から民主主義へ」!...
View Article安村敏信著「浮世絵美人解体新書」が届いた!
アマゾンで注文した、安村敏信著「浮世絵美人解体新書」(世界文化社:2013年12月25日初版第1刷発行)が届きました。 「大浮世絵展・国際浮世絵学会創立50周年記念」(2014年東京・名古屋・山口三会場)の協賛企画だったようです。 安村敏信は1953年、富山県生まれ。東北大学大学院修士課程(日本美術史)修了。1979年より板橋区立美術館に勤務。...
View Article東京ステーションギャラリーで「みちのく いとしい仏たち」を観た!その1
「みちのく いとしの仏たち」チラシ 「東京ステーションギャラリー」正面外観 「みちのく いとしの仏たち」ポスター 「みちのく いとしの仏たち」フォトスポット 東京ステーションギャラリーで「みちのく いとしい仏たち」を観てきました。 展覧会の構成は、以下の通りです。1 ホトケとカミ2 山と村のカミ3 笑みをたたえる4 いのりのかたち 宝積寺六観音像5 ブイブイいわせる6 やさしくしかって7...
View Article東京ステーションギャラリーで「みちのく いとしい仏たち」を観た!その2
「みちのく いとしの仏たち」チラシ 「東京ステーションギャラリー」正面外観 「みちのく いとしの仏たち」ポスター 「みちのく いとしの仏たち」フォトスポット 東京ステーションギャラリーで「みちのく いとしい仏たち」を観てきました。 北東北のくらしが生んだ...
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