「映画もいいね」、2023年(1月~6月)のまとめ!
「映画もいいね」、2023年(1月~6月)のまとめ!映画もなかなか行けなくなってきました。まず、観たい映画がないことが挙げっれます。世間的にいい映画というものおが、僕にはちょっと、どうも、ということです。従って、映画館に足を運ぶのが数少なくなっています。...
View Article岩野亮介展「肖像の研究9」を観た!
「岩野亮介展 肖像の研究9」案内はがき 「Jim Casey」 岩野亮介展「肖像の研究9」を観てきました。肖像の研究も、もう9回目ですね。 歳は離れているけど、長年友達付き合いをしている彫刻家です。毎回案内を送ってくれるので、楽しみにしています。 岩野亮介略歴:1960年 東京生まれ1984年 法政大学文学部史学科卒業1986年 東京藝術大学大学院保存修復科終了 「岩野亮介...
View Article今井むつみ・秋田喜美の「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」を読んだ!
今井むつみ・秋田喜美の「言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか」(中公新書:2023年5月25日初版、2023年6月10日再版)を読みました。近年、これほど話題になっている本はありません。文章は平易で、簡単に読めるかというと、じつはそうでもない。結構難しい。」...
View Articleフランシス・フォード・コッポラ監督の「地獄の黙示録 ファイナル・カット」を観た!
フランシス・フォード・コッポラ監督の「地獄の黙示録 ファイナル・カット」を観ました。 NHKBSプレミアムで放映していたものです。過去に観たことのある作品ですが、今回ビデオに録ってじっくりと観ました。 フランシス・コッポラ監督が、ベトナム戦争を題材に、戦争の狂気や矛盾を圧倒的スケールで描く傑作。監督自身が新たに再編集したファイナル・カット版。 シネマ「地獄の黙示録...
View Article堀越啓の「西洋美術は『彫刻』を抜きには語れない」を読んだ!
堀越啓の「西洋美術は『彫刻』を抜きには語れない」(翔泳社:2022年4月22日初版第1刷発行)を読みました。...
View Article佐伯一麦の「Nさんの机で ものをめぐる文学的自叙伝」を読んだ!
佐伯一麦の「Nさんの机で ものをめぐる文学的自叙伝」(田畑書店:2022年4月25日発行)を読みました。佐伯一麦の著作は、けっこう読んでいます。 作家生活30年目にして初めて持ったオーダーメイドの机。山形の家具職人・Nさんの手になる机に向かい、振り返る文学的半生――当代きっての私小説作家がものの記憶にからめて綴った滋味あふれるエッセイ!目次机筆記具ワープロとパソコン電鍵流行歌煙草スーツケース酒...
View Article若松英輔の「読み終わらない本」を読んだ!
若松英輔の「読み終わらない本」(KADOKAWA:2023年3月1日初版発行)を読みました。 初出は、「小説野生時代」2019年4月号~10月号、2019年12月号~2020年2月号です。...
View Article東京都写真美術館で「人間讃歌 田沼武能」を観た!その1
「人間讃歌 田沼武能」チラシ 「人間讃歌 田沼武能」案内板 東京都写真美術館で「人間讃歌 田沼武能」を観てきました。 展覧会の構成は、以下の通りです。第1章 戦後の子どもたち第2章 人間万歳第3章 ふるさと武蔵野ヒューマニスティックなまなざしで70年以上写真を通して人間のドラマを描き続けてきた日本写真界の巨匠、田沼武能の傑作を展示!...
View Article東京都写真美術館で「人間讃歌 田沼武能」を観た!その2
「人間讃歌 田沼武能」チラシ 「人間讃歌 田沼武能」案内板 東京都写真美術館で「人間讃歌 田沼武能」を観てきました。 展覧会の構成は、以下の通りです。第1章 戦後の子どもたち第2章 人間万歳第3章 ふるさと武蔵野ヒューマニスティックなまなざしで70年以上写真を通して人間のドラマを描き続けてきた日本写真界の巨匠、田沼武能の傑作を展示!...
View Article東京都写真美術館で「人間讃歌 田沼武能」を観た!その3
「人間讃歌 田沼武能」チラシ 「人間讃歌 田沼武能」案内板 東京都写真美術館で「人間讃歌 田沼武能」を観てきました。 展覧会の構成は、以下の通りです。第1章 戦後の子どもたち第2章 人間万歳第3章 ふるさと武蔵野ヒューマニスティックなまなざしで70年以上写真を通して人間のドラマを描き続けてきた日本写真界の巨匠、田沼武能の傑作を展示!...
View Article原田ひ香の「三千円の使い方」を読んだ!
原田ひ香の「三千円の使い方」(中公文庫:2021年8月25日初版発行、2023年2月10日23刷り発行)を読みました。 2022年年間ベストセラー第1位80万部突破! 知識がふかまり、絶対「元」もとれちゃう「節約」家族小説! 垣谷美雨さん絶賛!「この本は死ぬまで本棚の片隅に置いておき、自分を見失うたびに再び手に取る。そう言った価値のある本です」...
View Article国立近現代建築資料館で「日本の近現代建築家たち」を観た!
「日本の近現代建築家たち」チラシ 「日本の近現代建築家たち」案内板 国立近現代建築資料館で「日本の近現代建築家たち」を観てきました。文化庁国立近現代建築資料館[NAMA]10年記念アーカイブス特別展、と銘打っています。 文化庁国立近現代建築資料館(National Archives of Modern Architectur[略称NAMA] )...
View Article下高井戸シネマで「せかいのおきく」を観た!
下高井戸シネマで「せかいのおきく」を観てきました。 下肥買いは民家などの排泄物を集め、肥料として農家に届け、作物をこしらえる手助けをしていた職業です。彼らを通じ、江戸時代は布や紙や食べ物などをゴミにせず、再利用する“循環型社会”だったと示されます。 以下、KINENOTEによる。...
View Article生々しい笑みが語るのは 「春宵(花びら)」甲斐荘楠音
生々しい笑みが語るのは 「春宵(花びら)」甲斐荘楠音 悲しみや怒りの表情よりも、笑顔にギョッとすることがある。ただうれしい、ただうれしい、楽しいだけではなさそうな、何かを含んでいる気配。えたいの知れなさにそわそわしてしまう。この、あでやかな太夫の笑みはまさにそうだ。 東京ステーションギャラリー甲斐荘楠音の全貌チラシ2種
View Article島田雅彦の「パンとサーカス」を読んだ!
島田雅彦の「パンとサーカス」(講談社:2022年3月22日第1刷発行)を読みました。 島田雅彦はひねくれてる。日本の現状を憂いた自民党批判小説で、日米関係に対しての意義申立てでもある、557ページの大作。 2020年7月31日から2021年8月29日に、北海道新聞、東京新聞、中日新聞、西日本新聞の各紙にて連載された内容を、加筆、修正のうえ刊行したもの。 パンとサーカス(羅: panem et...
View Article坂牛卓の「教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方」を読んだ!
坂牛卓の「教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方」(中公新書:2023年7月25日発行)を読みました。 本書は、建築の勉強を志す初学者や建築をなりわいとする人、そして建築を見て楽しむ一般読者が、これ一冊を読めば誰でも「建築」について一通りのことがわかる、ということを目指した。(「まえがき」より) 名建築はなぜ格別なのか「鑑賞」「設計」「社会」三つのアプローチから堪能する入門書...
View Article吉田修一の「ミス・サンシャイン」を読んだ!
吉田修一の「ミス・サンシャイン」(文芸春秋:2023年1月10日第1刷発行)を読みました。 吉田修一の著作は、どちらかというと読んでいるほうです。が、しかし、どうしてかここ最近は読んでいません。 「彼女は亡くなり、私は生きた」鈴さんの哀しみが深く伝わって来ました。作家の故郷への重いを私は今、しっかりと受け止めたいです。 吉永小百合...
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