原田ひ香の「図書館のお夜食」を読んだ!
原田ひ香の「図書館のお夜食」(ポプラ社:2023年6月19日第1刷発行、2023年7月12日第3刷)を読みました。 わからないことだらけの、なかなか不思議な小説です。...
View Article第169回芥川賞・選評!
第169回令和5年上半期芥川賞決定発表芥川龍之介賞 「ハンチバック」 文學界5月号 市川沙央 第169回芥川龍之介賞選考委員会は7月19日に東京・築地の「新喜楽」で開かれました。小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、平野啓一郎、堀江敏幸、松浦寿輝、山田詠美、吉田修一の9委員が出席して討議を行い、頭書の通り受賞作を決定しました。 受賞作以外の候補作は次の4作品です。...
View Articleベルナルド・ベルトルッチ監督の「ラストエンペラー」を観た!
ベルナルド・ベルトルッチ監督の「ラストエンペラー」を観ました。過去に何度か観たことがあるのですが、今回はNHKBSで放映していたので、ビデオに録ってじっくり観ました。 2年前にやはりNHKBSで観て、ブログに書いてました。ベルナルド・ベルトルッチ監督の「ラストエンペラー」を観た! シネマ「ラストエンペラー」2023年8月9日(水) 100PM(2H44M)...
View Article太田記念美術館で「歌川広重 山と海を旅する」を観た!
「歌川広重 山と海を旅する」チラシ 「歌川広重 山と海を旅する」案内板 太田記念美術館で「歌川広重 山と海を旅する」を観てきました。 「歌川広重...
View Article「はだしのゲン」中公文庫全7巻が届いた!
アマゾンに注文していた「はだしのゲン」中公文庫全7巻が届きました。 世代・国境を越えて読み継がれる不朽の名作原爆被爆の苦難に立ち向かう少年ゲンの成長を描く反戦マンガの決定版!世界21ヵ国語に翻訳 以下、過去に書いた記事から 朝日新聞に3日連続で、「わたしもゲンだった」という記事が載っていました。大変興味深かったので、切り取って下に載せておきます。 朝日新聞:2023年5月24日...
View Articleブレイディみかこの「リスペクト」を読んだ!
ブレイディみかこの「リスペクト」(筑摩書房:2023年8月5日)を読みました。 ロンドンオリンピックの2年後――2014年にロンドンで実際に起きた占拠事件をモデルとした炸裂作!「やれるか、やるべきか、じゃない。やるしかないときがある。」...
View Article藤森照信の「藤森照信の現代建築考」を読んだ!
藤森照信が歩いて、観て、聞いて、感動する。日本のモダニズム建築の見所を平易に説く。藤森照信と下村純一コンビの現代建築行脚! 右:「日本二十六聖人記念館」今井兼次、1962年、長崎県左上:「名護市庁舎」Team Zoo象設計集団+アトリエ・モビル1981年、沖縄県左下:「国立劇場おきなわ」高松伸、2003年、沖縄県 「たねやラ・コリーナ近江八幡」藤森照信+中谷弘志、2016年、滋賀県近江八幡...
View Article新宿・武蔵野館で「アウシュヴィッツの生還者」を観た!
新宿・武蔵野館で「アウシュヴィッツの生還者」を観てきました。 アウシュヴィッツ収容所から生還したユダヤ人の衝撃の実話を映画化。映像は過去と現在を行きつ戻りつします。観る方はけっこう混乱します。主人公に扮する役者は、撮影中に28キロもの減量と増量を行っているという。それにしてもアウシュヴィッツの映像は、素晴らしい出来栄えです。 以下、KINENOTEによる。...
View Articleセバスチャン・バリーの「終わりのない日々」を読んだ!
セバスチャン・バリーの「終わりのない日々」(白水社:2023年6月10日発行)を読みました。 セバスチャン・バリーの「終わりのない日々」、もうこれは2023年度のハイジ本屋大賞!決まりじゃないかなと思うほど私も絶賛 とハイジさんはべた褒め、これは読むしかない!「終わりのない日々」...
View Article小川洋子の「陶酔短篇箱」を読んだ!
小川洋子の「陶酔短篇箱」(河出文庫:2017年6月20日初版発行、2022年11月30日2刷発行)を読みました。 2009年に「小川洋子の偏愛短篇箱」を作ってから4年が過ぎ、思いがけず今回、再びアンソロジーを編む機会に恵まれた。偏愛から陶酔へ、タイトルは変化したが、自分の好きな作品を集めるという根本には変わりがない。小川洋子の「小川洋子の偏愛短篇箱」を読んだ!...
View Article山種美術館で「日本画に挑んだ精鋭たち―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ―」を観た!
「日本画に挑んだ精鋭たち」チラシ 山種美術館で「日本画に挑んだ精鋭たち―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ―」を観てきました。...
View Article楊徳昌監督の「エドワード・ヤンの恋愛時代 4Kレストア版」を観た!
新宿・武蔵野館で、楊徳昌監督の「エドワード・ヤンの恋愛時代 4Kレストア版」を観てきました。 エドワード・ヤンは「どうしたら私たちはこの社会で、他者とともに生きていけるのか」という問いを決して投げ出さなかったと、映画監督の濱口竜介はいう。それにしても、ハチャメチャな映画です。 以下、KINENOTEによる。...
View Articleソン・ウォンピョンの「アーモンド」を読んだ!
ソン・ウォンピョンの「アーモンド」(祥伝社:令和元年7月20日初版第1刷発行、令和2年12月10日第18刷発行)を読みました。全世代の心を打つ感動と希望の名作、重版続々!2020年本屋大賞翻訳小説部門第1位 韓国で40万部、13ヵ国で翻訳。」「涙が止まらない」と絶賛の嵐‼...
View Articleスティーブン・スピルバーグ監督の「シンドラーのリスト」を(再び)観た!
テレビで放映されていたので、またまた観ちゃいました。何度見ても素晴らしいいい作品です。 シネマ「シンドラーのリスト」2023年8月17日(木) 1:00PM (3H17M) NHKBSプレミアム巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が、ナチスの虐殺から多くのユダヤ人の命を救った実在のドイツ人実業家を迫力のモノクロ映像で描き、アカデミー賞7部門に輝いた名作。 以下、過去の記事から…。...
View Article鴻巣友季子の「文学は予言する」を読んだ!
鴻巣友季子の「文学は予言する」(新潮選書:2022年12月20日発行)を読みました。 ”未来”は小説に書かれていた。トランプ政権を先取りした「侍女の物語」性加害の構造を描いた18世紀「少女文学」英語一強時代を揺るがす「生まれつき翻訳」...
View Article佐高信の「時代を撃つノンフィクション100」を読んだ!(再読)
過去に読んだことがありブログにも書いたものでしたが、また買って読んでしまいました。いい本なので、また紹介するのもいいかと思って、ここに載せておきます。以下、過去の記事から…。...
View Article