始めて行ってきました、「東洋文庫ミュージアム」へ。「東洋文庫 」のホームページを見ると、以下のようにあります。
東洋文庫は東洋学の研究図書館です。三菱第三代当主岩崎久彌氏が1924年に設立した、東洋学分野での日本最古・最大の研究図書館であり、世界5大東洋学研究図書館の一つに数えられております。その蔵書数は国宝5点、重要文化財7点を含む約100万冊であり、内訳は、漢籍40%、洋書30%、和書20%、他アジア言語(韓・越・梵・イラン・トルコ・アラビア語等)10%です。
いや、すごいですね。ゆっくり見たいですね。さすがは「世界5大東洋学研究図書館」といわれるだけのことはありますね。見せ場はなんと言っても、約2万4千冊の本がずらりと並ぶ「モリソン書庫」ですね。こんなにたくさんの本を、こんなに美しく飾っているのには、驚きました。僕が見た図書館では、エール大学の「ベイネック図書館」、SOMのゴードン・バンシャフトが設計したものですが、大理石を通しての光と、貴重な古文書や稀本が輝いていました。これは世界で一番美しい。が、「モリソン書庫」も、負けてはいません。初めて見ましたが、この展示収納は圧巻です、驚きました。
今回は「ア!教科書で見たゾ」展、教科書には東洋文庫の所蔵品が多数掲載されています。「話では知っているが見たことは無い」という歴史的なできごとにかかわる図・絵・書物が展示されていました。たしかに目で見ると「アッ、これだったのか」と、すぐにわかります。他にも見るべきものが目白押しです。杉田玄白訳の「解体新書」と、その原本が並んで展示してあります。東洋文庫最古のお宝「甲骨卜辞片」(漢字のルーツ)もありました。また、「東方見聞録」のコレクション、これだけ一堂に揃えば、世界一間違いなしです。「国宝の間」も必見です。
「ア!教科書で見たゾ」
日本最大の本のミュージアム「東洋文庫ミュージアム」がオープン