4月26日、東京・渋谷に複合商業施設「渋谷ヒカリエ」がオープンしました。約80店が入る「東急プラザ 表参道原宿」がオープンしたばかりです。「渋谷ヒカリエ」は、地上34階(高さ182.5m)地下4階建て、2026年頃まで続く「渋谷駅周辺再開発」の一環として、総事業費約1000億円かけたという。
ここは以前、屋上にプラネタリウムがある「東急文化会館」があったところです。1階には「渋谷パンテオン」という大きな映画館もありました。たしかパンテオンの緞帳はル・コルビュジエが描いたものだと聞いたことがあります。この文化会館の1階にある花屋さんの前を、よく待ち合わせ場所に使っていました。
新聞によると、この日は午前10時の開業を前に約4000人の客が並んだという。僕らも午前10時に行く予定でしたが、家人が近所のスーパーで安売りがあるのでそちらへ行ってから行きたい、というので、その分遅くなり、結局「ヒカリエ」に着いたのは11時頃になりました。意外や意外、予想ほどは混んでいませんでした。
「ヒカリエ」の目玉は、国内最大級のミュージカル専用劇場「東急シアターオーブ」で、11階から16階にあり、球体をイメージしたデザインです。1~3席合わせて1972席あり、7月、ブロードウェイの「ウエスト・サイド・ストーリー」がこけら落とし公演です。
そして20代後半から40代の働く女性をターゲットにした東急百貨店の新店「ShinQs(シンクス)」で、地下3階から地上5階までに、約200の店舗・売り場が入り、84%のブランド、商品が渋谷初だそうです。6、7階は飲食店フロアです。7階の13点は6月以降の週末は午前4時まで営業するという。8階はクリエーティブスペース「8(はち)」。47都道府県の物産などを展示・販売するコーナーや、起業家らが利用できるラウンジがあります。17階以上の上層階はオフィス階です。
渋谷駅東口のファッションと文化の発信基地として、東急電鉄は「渋谷は若者の街と言われているが、大人にも集まって欲しい」として、年間1400万人の来場を見込んでいるそうです。
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