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津野海太郎の「百歳までの読書術」を読んだ!

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津野海太郎の「百歳までの読書術」(本の雑誌社:2015年7月24日初版第1刷発行、2015年9月25日初版第3刷発行)を読みました。

 

老人読書はけっこう過激なのだ

蔵書の処分、図書館の使いかた、速読と遅読、

有名作家たちの晩年。名編集者が七十歳からの

本とのつきあい方を綴る、老いと笑いの読書エッセイ。

 

老後はじっくり本が読めると思ったら、大間違いだった。
歩きながら本を読む「路上読書」の実践者が、

70代を迎えてからの「幻想抜きの老人読書の現実」を、

ざっくばらんにユーモアを交えて綴るエッセイ集。

【目次】
老人読書もけっこう過激なのだ
<壱>
本を捨てない人たち
減らすのだって楽じゃない
路上読書の終わり
新しいクセ
遅読がよくて速読はダメなのか
月光読書という夢
「正しい読書」なんてあるの?
本を増やさない法
近所の図書館を使いこなす
退職老人、図書館に行く
渡部型と中野型
<弐>
背丈がちぢまった
ニベもない話
私の時代が遠ざかる
もの忘れ日記
漢字が書けない
老人演技がへたになった
八方にでてパッと凍る
〈死者の国〉から
本から本へ渡り歩く
老人にしかできない読書
ロマンチック・トライアングル
<参>
映画はカプセルの中で
いまは興味がない
病院にも「本の道」があった
幻覚に見放されて
友達は大切にしなければ
書くより読むほうがいい
むかしの本を読みかえす
怖くもなんともない
古いタイプライター
もうろくのレッスン

あとがき

 

 

津野海太郎:

1938年福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、劇団「黒テント」で演出家として活動する一方、晶文社の編集責任者として、植草甚一やリチャード・ブローティガンなど60年代、70年代の若者文化の一翼を担う書物を次々世に送り出す。のち「季刊・本とコンピュータ」編集長、和光大学教授・図書館長をつとめる。現在は評論家。

 

過去の関連記事:

津野海太郎の「最後の読書」を読んだ!

 

これから読む本

 

「読書と日本人」

岩波新書

2016年10月20日第1刷発行

著者:津野海太郎

発行所:岩波書店

 

「かれが最後に書いた本」

著者:津野海太郎

発行:2022年3月25日

発行所:新潮社


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