杉岡幸徳の「奇妙な漢字」(ポプラ新書:2023年1月10日第1刷発行)を読みました。
こんな漢字が本当にあるの?
みたこともない468の漢字が、
あなたの知的好奇心を刺激する。
はじめに
これは、奇妙な漢字にまつわる本です。
ほとんどの方は、見たこともない漢字かもしれません。「こんな漢字が本当にあるの?」と疑問に思われる方もいるでしょう。
しかし、これらはすべて実在する漢字です。どこかの辞書や書物にきっちりと載っているのです。私が勝手にでっち上げた字は、残念ながら一つもありません。
なぜこんな奇妙な漢字が存在するのか。不思議な漢字の形や息づかいをご堪能ください。
杉岡幸徳
おわりに
漢字といえば、難しくてしかつめらしいものと相場が決まっている。文章でも漢字を多用して書くと、それだけで名文に見えてくる。なのに「*」「*」といった漢字のマヌケさ、キュートさは何だろう。漢字って、ひょっとしてアホなんじゃなきあ。そう思った私は、ほかにこういった変な漢字はないか探しはじめた。そして気づいたら、こんな本を書いていたのだ。
杉岡幸徳
杉岡幸徳:
作家。兵庫県生まれ。東京外国語大学卒業。異端なもの、アウトサイダーなものを深く愛し、執筆活動を続けている。著作に「世界奇食大全 増補版」「世界の性習俗」「大人の探検 奇祭」などがある。