「明清陶磁 繚乱の美」
中国陶磁の伝統は王朝の交代にあっても失われることなく連綿と保たれた一方で、異文化とのめぐりあいは加悪心と大きな発展をもたらしました。
陶磁史上画期的な転換点は、モンゴル民族統治下の元時代(1271-1368)に誕生した青花技法でした。青花は漢民族の王朝が復活した明時代(1368-1644)に引き継がれ、彩りと豊かな五彩もあらわれます。
次の清(1616-1912)は再び異民族王朝となりますが、賢帝と西洋技術との出会いは新たな革新をもたらし、さまざまな技法のもとに鮮麗な陶磁器があらわれました。こうして新たに登場した陶磁器も、その根底には太古の流れをくむ伝統が息づいており、歴史の奥深さを示しています。
中国陶磁の大成期である明時代と清時代の、まさに百花の乱れ咲くような繚乱の美をお楽しみください。
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