「美しきシモネッタ」1作品のみを展示
本展はサンドロ・ボッティチェリによるテンペラ画(*)「美しきシモネッタ」1作品のみを展示するものです。この作品は、日本にある唯一のボッティチェリ作品として、1969年に英国から輸入して以来53年間、丸紅が所蔵してきました。
本展では、生誕570周年を迎えるシモネッタの生い立ちや、この作品の来歴、他のシモネッタの肖像画との比較による《美しきシモネッタ》の制作年に関する新たな推論等、様々な角度から一枚の絵画の魅力を浮き彫りにしていきます。
(*)テンペラ:主として卵黄と粉末状の顔料を混ぜた絵具、それを使用する技法のことを指す。中世に登場し、イタリアでは15世紀末まで主に使われた。
丸紅ギャラリー開館記念展Ⅲ
ボッティチェリ特別展 「美しきシモネッタ」
開催概要
開催期間2022年12月1日(木)~2023年1月31日(火)
※その他、ビルの休業日に準じます。
辻邦生の「春の戴冠」(上)(下)です。
発行は共に1977年5月25日、発行所は株式会社新潮社です。
これを読んで、是が非でもフィレンツェに行きたいと思いました。
辻邦生「春の戴冠」
辻邦生の「春の戴冠」(新潮社:1977年5月25日発行)を読み、たまたまフィレンツェへ行く機会があり、ウフィツィ美術館でボッティチェリの「春」と「ヴィーナスの誕生」を観たときは、感動のあまり身体がふるえました。1990年夏のことです。その後、2004年冬にもウフィツィ美術館を訪れる機会があり、再度「春」と「ヴィーナスの誕生」を観ることができました。「春の戴冠」は何度も読み直そうとしているのですが、細かい活字で2段組みの分厚い本なので、なかなか読み直せないでいます。
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