季節の話題、ということで…。
第26回 川崎大師 風鈴市
2022年7月1日(金)から8月7日(日)まで、神奈川県の川崎大師周辺で「店舗巡り 川崎大師風鈴市」が行われます。 全国各地から約900種類・3万個の風鈴が集められ、展示販売される川崎大師の「風鈴市」。 今年も昨年に引き続き、感染症対策のため川崎大師境内での風鈴販売は行なわず、そのかわりに、周辺の協力店舗に各地の風鈴が登場します。
以下、いまから14年前の記事です。再掲します。
川崎大師の「風鈴市」へ行ってきました。東京は連日30度を超す暑さ、暑さだけならまだしも、湿度が高くて蒸し暑い日が続いています。そこで風鈴、昔の人は考えましたね。チリリンとなる音は涼しく、そして風流です。川崎大師の「風鈴市」、全国47都道府県の風鈴が一堂に勢揃い、北は北海道から南は沖縄まで、820種類28000個、といただいたチラシに書いてありました。僕は川崎大師オリジナルの「厄除けだるま風鈴」が見たくて、わざわざ川崎大師まで行ったというわけです。開催期間は平成20年7月17日から21日までです。
川崎大師は以前、何度か行ったことはあるのですが、こんなに達磨に関連したものがあるとは知りませんでした。今は達磨を蒐集していますが、その頃は達磨は気にもかけなかったからかもしれません。達磨せんべい、達磨のど飴、張り子の達磨は高崎や深大寺と同じものです。また2、3、ありましたが、僕が持っているものばかりでした。僕が集めているのは木でできた「こけし達磨」、正式には何と呼ぶのか判りませんが、まあ10センチ以下のものです。最近は東北地方へ行かなくなったこともあり、なかなか集まるピッチが遅くなりました。
話は脱線、元に戻すと、川崎大師の「風鈴市」、やはりその土地の名産の風鈴が数多く出ていました。たとえば、花笠風鈴、南部風鈴、青銅風鈴、竹炭風鈴、石の風鈴、焼き物(笠間、益子、九谷焼、美濃焼、信楽、萩焼、等々)、多いのはやはりガラスやびいどろ、その他ディズニーキャラクターや海外の風鈴、そして目玉は「金の風鈴」、100万円と値札が付いていました。一つ一つ違った味わいがあり、見飽きません。もちろん音が少しずつ異なっているのを聞き分けるのも楽しみの一つです。
あるおじさんが、コレを下さいと言ったら、係の人が新しい箱入りのを出して来ますね。と言いました。そのおじさんは、いや、これがいいんだ、と言い、吊してあった風鈴を包んでもらっていました。たぶん、その音が気に入ったのでしょうね。僕の家は吊すところもないし、風鈴市を見ただけで、結局買いませんでした。たくさんあった風鈴、その一部をご覧下さい。残念ながら風鈴の音色までは載せられませんが。
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