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太田記念美術館で「赤―色が語る浮世絵の歴史」を観た!

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「赤―色が語る浮世絵の歴史」

 

「太田記念美術館」正面玄関

 

太田記念美術館で「赤―色が語る浮世絵の歴史」を観てきました。

 

華やかな「赤」の色彩に注目
浮世絵は豊かな色彩にあふれていますが、作品全体を華やかにしたり、画面を引き締めたりする「赤」は、最も重要な絵具です。鮮やかな「赤」が印象的な浮世絵約60点を厳選することで、江戸・明治の人々を魅了した「赤」の美しさを探ります。
「赤」が浮世絵の歴史を作った
「紅絵」「紅摺絵」「赤絵」「紅嫌い」など、浮世絵の制作用語に最も用いられている色彩が「赤」。「赤」の絵具の使われた方の変遷が、浮世絵の技術の発展を物語っているのです。「赤」に注目することで楽しめる、新しい浮世絵の見方を紹介します。
写楽、広重、芳年 「赤」のテクニック
一口に「赤」といっても、200年以上に渡る浮世絵の歴史の中で、その色合いは変化していきます。春信や写楽の時代では淡い色合いだったのが、広重や国貞の時代になると濃さを増していき、芳年が活躍した明治にはどぎついまでに鮮やかになるのです。人気の浮世絵師たちによる「赤」の使い方を紹介します。

 

以下、展示作品の一部です。

 

石川豊信「二代目瀬川吉次の石橋」
寛延3年(1750)頃
 

鈴木春信
「浮世美人寄花 南の方 松坂屋内野風」
明和5~6年(1768~69)頃
 

勝川春湖「四代目岩井半四郎の七変化」天明7年(1787)」

 

歌川広重「牡丹に孔雀」
天保3年(1832)頃

 

歌川広重「名所江戸百景 鎌田の梅園」
安政4年(1857)2月

 

歌川国貞(三代歌川豊国)
「今様三十二相 気むつかし相」
安政6年(1859)2月
 

小林清親「彫画共進会之内 小野小町」明治18年(1885)

 

鳥居清倍「おもちゃの万燈を持つ女」
正徳(1711~16)頃

 

奥村政信「足袋の紐」
寛延~宝暦(1748~64頃」

 

喜多川歌麿「蚊帳の男女」
寛政12年(1800)頃

 

溪斎英泉「今様美人拾二景 
てごわそう  深川八幡之新富士」
文政5~6年(1822~23)頃

 

二代目歌川国輝
「東京府下煉化石従商家京橋観之図」明治7年(1874)頃

 

月岡芳年「美立七曜星 化粧の金」
明治11年(1878)12月

 

東洲斎写楽「二代目市川門之助」
寛政6年(1794)10月

 

歌川国貞「吉例の暫 市川団十郎」
文政(1818~30)

 

月岡芳年「大日本名将鑑 小野好古朝臣」
明治13年(1880)2月

 

小林清親「両国大火浅草橋」」

 

歌川広重「名所江戸百景 浅草金龍山」
安政3年(1856)7月

 

「太田記念美術館」ホームページ

太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art (ukiyoe-ota-muse.jp)

 

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