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サム・ウッド製作、監督の「誰がために鐘は鳴る」を観た!

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サム・ウッド製作、監督の「誰がために鐘は鳴る」を観ました。

 

100分de名著「ヘミングウェイスペシャル」で「誰がために鐘は鳴る」が触れられていました。ちょうどNHKBEで放映していたので観てみようと思ったわけです。

 

恥ずかしながらヘミングウェイの作品は、一冊も読んだことがありません。

100分de名著で取り上げられていたのは、「老人と海」、「敗れざる者」「移動祝祭日」の3作でした。「誰がために鐘は鳴る」は戦争映画の傑作と言われていましたし、僕もそう理解していました。しかし、映画を観てみてちょっと印象が異なりました。ゲイリー・クーパーとイングリッド・バーグマンのラブロマンスなのですが、なぜ戦火の中で、しかも荒涼とした崖地の中で美女がいるのか、まったく理解に苦しみます。僕の感想は、スペイン内戦を描いているにもかかわらず、なぜかアメリカ目線の映画、しかも上からの目線、でしたね。

 

「誰がために鐘は鳴る ワールドプレミア上映版」 

1943年 アメリカ

2021年12月2日(木) 1:00PM(2H24M) NHKBSプレミアム

 

解説:
アーネスト・ヘミングウェイ(「破局」)の同名の長篇小説を色彩映画化した1943年作品。B・G・デシルヴァが製作指揮し、「アパッチ族の最後」のサム・ウッドが製作、監督に当たった。脚色は「駅馬車(1939)」のダドリー・ニコルズ、撮影は「ネブラスカ魂」のレイ・レナハン、音楽は「旅愁」のヴィクター・ヤングの担当である。主演派「ダラス」のゲイリー・クーパーと「白い恐怖」のイングリッド・バーグマンで、以下エイキム・タミロフ、「情炎の海」のアルチュロ・デ・コルドヴァ、「ヴァレンチノ」のジョセフ・カレイア、「渡洋爆撃隊」のウラジミル・ソコロフ、本作品でアカデミー助演賞を得たカティナ・パクシヌーらが助演する。

あらすじ:
1937年。内乱のスペイン北部では、アメリカの大学教授ロバート・ジョーダン(ゲイリー・クーパー)が人民戦線派に投じて右翼のフランコに対するゲリラを行なっていた。彼に与えられた新任務は山間の峡谷にかかる鉄橋の爆破で、期限は3日後の未明と定められた。ジョーダンはアンセルモ(ウラジムル・ソコロフ)という同志のジプシーを連れ、山間に巣食うジプシーのゲリラに援助を頼むためその本拠を訪れた。ここの頭はパブロ(エイキム・タミロフ)という男で、かつては人民戦線派の闘士だったが、今では殺人に対する懐疑から闘志を失い、妻のピラー(カティナ・パクシヌー)や手下に牛耳られている有様だった。またこの本拠には、スペインのある市長の娘で、右翼にはずかしめを受けて救われたマリア(イングリッド・バーグマン)という娘もかくまわれていた。マリアは、ジョーダンを一眼みて情熱的な思慕を抱いた。ピラーはジョーダンの手相に死を予見して、2人の恋を成就させてやりたいと願ったが、ともすれば裏切りそうなパブロの態度や、馬の調達などで、ジョーダンには恋に酔う暇は与えられていなかった。馬の調達を引き受けたジプシーの頭目エル・ソルド(ジョズフ・キャレイア)は右翼軍に包囲され、爆撃を受けて死んだ。ジョーダンはこれを見ても救けるわけにはゆかなかったが、パブロは恐ろしさのあまり鉄橋爆破用の機械を焼いて逃亡してしまった。若い2人の恋の夜も明けてついに当日の朝が来た。改心したパブロも馬を連れて戻ってきた。一隊は二手に分かれて警備隊の詰所を襲い、ジョーダンとアンセルモは手ずから鉄橋にダイナマイトを仕掛けて、敵戦車が通過する直前に爆破した。アンセルモは死に、一隊は敵の面前を駆け抜けて逃走しようとした時、一弾がジョーダンの足を打ち砕いた。死を悟った彼は、泣き叫ぶマリアを一行とともに送り帰させたのち、ひとり敵軍に向けて機関銃の引金を引いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、テレビの画像より

 

 

 

 

 

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