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府中市美術館で「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」(後期)を観た!

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「動物の絵 日本とヨーロッパ」チラシ

 

「都立府中の森公園」中央通路

 

「府中市美術館」と案内板

 

「動物の絵 日本とヨーロッパ」案内板

 

「動物の絵 日本とヨーロッパ」案内板

 

「フォト撮影の背景」
 

府中美術館で「動物の絵 日本とヨーロッパ」(後期)を観てきました。

 

ぶらぶら美術・博物館で府中市美術館の「動物の絵」が取り上げられていました。(前期ですが…)

【ぶらぶら美術・博物館】10月26日(火)夜8時 #388 府中市美術館「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」 - YouTube

 

府中市美術館で20周年記念展「動物の絵」 円山応挙やモロー、ゴーギャンなど188点(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース

 

開館20周年記念

「動物の絵 日本とヨーロッパ」

ふしぎ・かわいい・へそまがり

前期:10月24日まで

後期:10月26日~11月28日

 

展覧会の構成は、以下の通りです。

第1章 動物の命と心

 1 同じ仲間に心を寄せる

 2 鳥獣戯画の国、日本

第2章 動物から広がるイメージ

 1 縁起物

 2 ファンタスティック

第3章 いろいろな動物、いろいろな絵画

 1 珍しい動物が描きたい

 2 動きと姿

 3 本物みたいに描きたい

第4章 愛おしいもの

 1 一緒に暮らす

 2 健気なもの、おかしなもの

 3 徳川家光の動物画

 4 子犬の絵画

 

前期はこちら

府中美術館で「動物の絵 日本とヨーロッパ」(前期)を観た!(その1)

府中美術館で「動物の絵 日本とヨーロッパ」(前期)を観た!その2

 

「動物の絵 日本とヨーロッパ

 ふしぎ・かわいい・へそまがり」

 

以下、後期です。

 

「狩野永泰「放生図」
江戸時代後期(19世紀前半)

 

吉村孝敬「蜘蛛・鷹・熊図」天保4年(1833)

 

ルーラント・サーフェリー「神の救済に感謝するノア」
1625年、ランス美術館

 

ガブリエル・フォン・マックス
「骸骨の前の猿」1900年頃

 

ポール・ゴーギャン
「愛せよさらば幸いならん」
1898年頃、ランス美術館

 

フランツ・マルク「眠る羊飼いの女」
1912年、町田市立国際版画美術館

 

伊藤若冲「河豚と蛙の相撲図」
江戸時代中期(18世紀後半)
京都国立博物館

 

アルブレヒト・デューラー
「アダムとエヴァ」
1504年、上原美術館

 

重要文化財「春日鹿曼荼羅図」
鎌倉時代(14世紀)
奈良国立博物館

 

ギュスターヴ・モロー「一角獣」
1885年頃
ギュスターヴ・モロー美術館

 

谷文晁「百鳥図屏風」右隻
江戸時代中期-後期(18世紀後半-19世紀前半)、立花家史料館

 

谷文晁「百鳥図屏風」左隻
江戸時代中期-後期(18世紀後半-19世紀前半)、立花家史料館

 

円山応挙「猛虎図」天明2年(1782)
摘水軒記念文化振興財団
(府中市美術館寄託)

 

小林古径「郊野」
大正8年(1919)
愛媛県美術館

 

パブロ・ピカソ
「仔羊を連れたポール、画家の息子、二歳」
1923年、ひろしま美術館

 

「伊年印 虎図」
江戸時代前期(17世紀)

 

マリヌス・ファン・レイメルスワーレ派
「聖ヒエロニムス」16世紀、ランス美術館

 

徳川家光「木兎図」
江戸時代前期(17世紀前半)
養源寺(東京都文京区)

 

円山応挙「雪柳狗子図」
安永7年(1778)

 

動物を見つめて、動物を描く―その歴史を探る。
動物は古くから世界中で描かれてきました。色やかたちの美しさ、しなやかな動き、生態のふしぎさ…人にはないもの、人とはちがう命の存在に心ひかれ、それをどうにかかたちにしようと取り組んできたのです。
日本では、こうした「動物を絵にしたい」という気持ちに率直に従い、画家たちはのびやかに動物を描いてきました。さらに、生き物を慈しむ仏教の教えも後押しとなり、神秘的な霊獣からかわいい子犬まで、数々の動物の絵が生まれました。
一方、西洋では、日本のように自由に動物を描き楽しむことが長くできませんでした。動物を崇めることを禁じたキリスト教の教義や、人間を描くことを第一とする芸術観のためです。西洋の動物画の歩みは、こうした妨げを乗り越えていく歴史でした、。そのエネルギー源は、それでも「動物を絵にしたい」という強い思いに他なりません。
また、動物を絵にすること、人とはちがう命に向き合うことは、私たち自身を見つめることでもあります。動物と人との境界に悩み、動物にも信仰心はあるのかと問いかける禅画の動物。人は動物よりも優れている、という信念が揺らいだ時代に描かれた西洋の動物。展覧会では、それぞれの文化、伝統の上にある人の心と動物の関係にも目を向けたいと思います。
世界を見渡してみても、日本は動物の絵の豊かな国です。画力に圧倒され、理屈抜きで楽しめる作品が山ほどあります。けれども、さらにこの土壌を育んだ背景や歴史を探り、西洋の絵とも比べることで、その豊かさはいっそう深く感じられることでしょう。
 

「府中市美術館」ホームページ

府中市美術館 (city.fuchu.tokyo.jp)

 

「動物の絵 日本とヨーロッパ」

ふしぎ・かわいい・へそまがり

2021年9月16日第1刷発行

編著者:府中市美術館(金子信久、音ゆみ子)

発行所:株式会社講談社

 

府中市美術館で20周年記念展「動物の絵」 円山応挙やモロー、ゴーギャンなど188点(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース

 

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