お堅い建築の専門誌「日経アーキテクチュア」(NO.1198 2021-8-26)で、珍しく特集として「トイレ設計の新常識」が取り上げられていました。
トイレ設計の新常識
東京五輪のレガシーに、バリアフリー対応が変わる
東京五輪・パラリンピックの開催を機に、日本の常識が変わろうとしている。著 TOKYO名な建築家やデザイナーが公共トイレのアイデアを提案する「THE TOKYO TOILET」が渋谷区で進行中だ。 日本が世界に誇る「おもてなし」文化を公共トイレで表現する。「世界最高のユニバーサルデザイン」を掲げた国立競技場をはじめとする五輪関連施設では、障碍者団体の意見に耳を傾けバリアフリーに対応した。いくつかの施設で共通しているのが、多機能トイレへの機能集中を改め、個別機能を備えた便房を分散配置したことだ。ここでの成果は。2021年3月に国土交通省が改正した建築繁栄されている。設計標準に 日本財団と渋谷区の取り組みも評価されてきました。
ここでは日経アーキテクチュアに載っていた、僕が観た3件の公共トイレを以下に載せておきます。
鍋島松濤公園トイレ
森の中にある集落のようなたたずまい
設計:隈研吾
代々木八幡公衆トイレ
地面からキノコが生えたようなトイレが3棟並ぶ
設計:伊東豊雄
千駄ヶ谷駅前公衆トイレ
用はなくても入りたくなる
ホテルのような内装の公衆トイレ
設計:SUPPSE DESIGN OFFICE
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