サントリー美術館で「開館60周年記念展 ざわつく日本美術」を観てきました。
最近、サントリー美術館の展覧会のテーマもだいぶ変わったように思います。今までは格調高く、敷居が高かったが、最近はだいぶ低くなりました。今回も、「ザワつく!金曜日」よろしく、高嶋ちさ子が出るのかと思うほどに、サントリー美術館では、過去には考えられなかったネーミングです。各章のキャプションも面白い。また、作品の撮影が可能になったこともあります。これは観る方としても大変ありがたいことです。そのため、図録は購入しなくなりましたが…。
展覧会の構成は、以下の通りです。
プロローグ
第1章 うらうらする
第2章 ちょきちょきする
第3章 じろじろする
第4章 ばらばらする
第5章 はこはこする
第6章 ざわざわする
エピローグ
プロローグ
第1章 うらうらする
第2章 ちょきちょきする
第3章 じろじろする
第4章 ばらばらする
第5章 はこはこする
第6章 ざわざわする
ざわつく展示相次ぐ
ある作品を見た時、「えっ?」「おっ!」「うわぁ…」などと感じたことはないでしょうか?本展では、こうした言葉にならない「心のざわめき」を、作品をよく見るための、大切なきっかけと捉えてみます。というのも、「いったい私は、この作品のどこにざわついたのだろう?」と考えることで、目の前の作品により一層興味を覚えるからです。
そこで今回は、思わず「心がざわつく」ような展示方法や作品を通して、目や頭、心をほぐし、「作品を見たい!」という気持ちを高めていきます。サントリー美術館の名品から珍品、秘宝まで、作品を「見る」という行為を意識して愉しみながら、日本美術のエッセンスを気軽に味わっていただける展覧会です。
作品との出会いによって沸き起こる、自分自身の「心のざわめき」に耳を傾けると、日本美術の魅力にぐっと近づけるような、意外な発見があるかもしれません。
「サントリー美術館」ホームページ
サントリー美術館 開館60周年記念展 ざわつく日本美術 サントリー美術館 (suntory.co.jp)
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