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Channel: とんとん・にっき
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東京国立博物館「博物館に初もうで」(その1)

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東京国立博物館の「博物館に初もうで」に行ってきました。昨年は辰年、一昨年は兎年、そして今年は巳年です。新年2日にトーハクへ行くのは3年目です。2013年の干支にちなみ、ヘビに関連した絵画、彫刻、工芸品など、一堂に集めて展示されていました。


ヘビはなかなか絵画や彫刻には取り上げられることの少ない動物です。さてさてどんなものがあるのか、楽しみでした。とかく人間に嫌われがちなヘビ。しかしその神秘的な生態や形から、転じて守護や富をつかさどるシンボルとされることもありました。恐れとうやまいの入り混じった、人々の複雑な思いは、多種多様で魅惑的なヘビたちの造形を生み出しました。


併せて毎年恒例、お正月の2週間限定特別公開。2013年の目玉は、長谷川等伯の「国宝 松林図屏風」、もやに包まれて見え隠れする松林の風情。なんと3年ぶりの登場だという。そして尾形光琳の「重文 風神雷神図屏風」、天空を疾走する風神と雷鳴を轟かせる雷神です。また美しい文様を雲母刷りした豪華な料紙「国宝 古今和歌集(元永本)」も。


なにしろ世界のトーハク、観るべきものは盛りだくさん、お正月らしい吉祥模様の美術・工芸品がこれでもかと言うほどのそろい踏みです。


とんとん・にっき-naga2 とんとん・にっき-naga1

「博物館に初もうで―巳・蛇・ヘビ」





新春特別公開






以下、屏風を取り上げてみました。




「トーハクで祝う日本のお正月」

2013年は、東洋館リニューアルオープンとダブルでめでたいお正月です。誰もが日本の伝統を感じるお正月。
トーハクでは国宝「松林図屏風」をはじめとする名品の数々と、お正月らしい吉祥模様の美術・工芸品をそろえて皆様のご来館をお待ちしています。和太鼓や獅子舞などの伝統芸能も盛りだくさん。心豊かな新年のスタートをご家族そろってお迎えください。1月2日には、東洋館もリニューアルオープンして、めでたさもいつもの倍のトーハクで、the日本のお正月を祝いましょう。


「東京国立博物館」ホームページ


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