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チェン・カイコー監督の「キリング・ミー・ソフトリー」を観た!

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つい最近、テレビで放映していたのでビデオに撮っておき、再び観なおしてみました。昨年末にブログに書けなかった映画として、チェン・カイコー作品4本を載せておきました。「黄色い大地」(1984年)、「キリング・ミー・ソフトリー」(2001年)、「北京ヴァイオリン」(2001年)、「運命の子」(2010年)です。そのうち「運命の子」は、ブログにアップしました。そういえばずいぶん前に「さらば、わが愛/覇王別姫」(1993年)も観ていたことを思い出しました。


今年観てブログにアップできなかった映画作品!


チラシからしてエロチックです。ハリウッド進出が成功だったか失敗だったかはともかく、「中国では描けなかったエロスやセックスが描ける」と、チェン・カイコー監督が語ったという「キリング・ミー・ソフトリー」、その点ではヘザー・グレアムとジョゼフ・ファインズのセックスシーンは監督の思惑通りに仕上がっていて、見事というほかない。なにしろ始まって15分で3度もセックスシーンがありますから。


ロンドンに住むグレアム演じるアリスは、ウェブサイトの開発を担当するキャリア・ウーマンです。同棲中の恋人とそれなりに幸せな毎日を送っていました。しかし、ある朝アリスは出勤途中の交差点でファインズ演じる登山家アダムに心奪われ、呆然と立ちつくします。会社でもアダムのことが頭から離れず、たまらず会社を飛び出しアダムのあとを追います。アダムと再会すると誘われるままに、これまでに味わったことのないめくるめく官能の世界へと導かれます。


そして情熱的な結婚をしますが、新婚旅行は登山家のアダムらしく山小屋と行くのですが、アリスの首に布を巻き付けてのセックスシーンは、サスペンスへの序章です。そのころから無言電話や手紙が届くようになり、アリスはアダムへの疑念を抱き始めます。アダムはなぜか姿をくらましミステリアスな行動に出ます。いかにもサスペンス映画らしい体裁がととのっていきます。果たして犯人は誰だ? なんだ、意外と身近な人が犯人でした。

以下、とりあえずシネマトゥデイより引用しておきます。

チェック:『さらば、わが愛/覇王別姫』で有名な中国の巨匠、チェン・カイコー監督が初のハリウッド作品に挑んだ官能サスペンス。過激なボンデージ・テイストを織り込んだ同名ベストセラー小説を基に、男女のアブノーマルな愛の行方を耽美的な映像美で描き出す。主演は『フロム・ヘル』などで注目を集めるヘザー・グラハムと、『恋におちたシェイクスピア』の演技派ジョセフ・ファインズ。キュートなルックスのグラハムが魅せる激しく大胆な演技は要チェックだ。

ストーリー:キャリアウーマンのアリス(ヘザー・グラハム)は、出勤途中にアダム(ジョセフ・ファインズ)と出会う。その魅力の虜になったアリスは彼を追い、激しく愛を交わす。やがて2人は結婚するが、彼の過去を知るにつれてアリスは疑惑を抱き始める。

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