横浜美術館で「コレクション展」を観てきました。横浜美術館は、“よこまはみなとみらい21地区”で1989年に「横浜博覧会」が開催されたときに、恒久施設として、パビリオンの一つとしてつくられ、博覧会修了後に美術館に移行しました。設計は丹下健三都市建設設計事務所です。
横浜市制100周年、開港130年を記念して開催された「横浜博覧会」、う~ん、懐かしい、開催が1989年というから今から23年も前のことです。行きましたよ、知人の事務所がパビリオンの一つを設計したので、できたパビリオンを見がてらそこで「飲み会」をやろう、ということになって、行きました。
博覧会場に入るゲートはいくつもあって、僕らは桜木町から動く歩道で行った記憶があります。横浜そごうからはゴンドラリフトがありました。海からはシーバスがありました。直径100mだったか、当時世界最大の大観覧車「コスモクロック21」に乗った記憶があります。クイーンズスクエアの開発があったので、現在の位置に引っ越しました。思い出しました。ソニーのハンディカム55というビデオカメラで、その時の様子を撮影していました。どこかにまだ写したテープが残っていると思います。
横浜美術館から、大きく話が逸れてしまいました。「コレクション展」を観たということでした。あまりちゃんと撮ったわけではないのでキレイに映っていませんが、横浜美術館のコレクション展のうち二つに分けて、下に載せておきます。一つは「シュルレアリズム関連」、そしてもう一つはいわゆる「コレクション展」です。「ダリとシュルレアリズム」については、以前、このブログにまとめて載せてあります。また、「イサム・ノグチと20世紀の彫刻」についても、載せてあります。
「コレクション展」の方ですが、写真がうまく写ってないので、ここに載せられない作品も多くあります。気になった作品としては、以下の通り。片岡球子「面構 浮世絵師 喜多川歌麿と版元 蔦屋重三郎」、山村耕花「婦女愛禽図」、石井林響「寒山拾得」、下村観山「男舞」「張果老」、等々。
かろうじて観られる画像を。と、言い訳が多くなりましたが、初めて観た作品のみ載せておきます。水谷愛子の「母と子」と「亮と兄ちゃん」、なんか温かい気持ちが伝わってきます。中島千波の作品は、小布施でかなりの作品を観ましたが、「形態・比、形態・不」のような傾向の作品はありませんでした。これは新しい発見です、僕にとっては。上野泰郎の「地なるもろびと」も、いいですね。なんか高山辰雄に似ていませんか、絵の雰囲気が。
シュルレアリズム関連
いわゆる「コレクション展」
「横浜美術館」ホームページ
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