2011年4月12日火曜日、さて、なんの日でしょう? 1年2ヶ月ほど前のことです。そうなんです、僕がハーグ市内にあるマウリッツハイス王立美術館へ行った日です。なにしろ「オランダ・ベルギー・ルクセンブルク大周遊10日間」のツアーに参加し、成田からアムステルダムに飛び、ハーグのホテルに移動、次の日、
2日目ですよ、マウリッツハイス美術館へ行ったのは!
右も左も分からないお上りさんが、一挙にフェルメールの三つの作品、「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」「ダイアナとニンフたち」を観ちゃったのですから・・・。また、レンブラントの「ニコーラス・テュルプ博士の解剖学講義」や「自画像」、ルーベンスの「ローソクを持つ老婆と少年」、等々、傑作を観ちゃいましたよ。他にも名作が続々とあるんですから、参りましたよ。
そのマウリッツハイス王立美術館、僕が観にいった後、2012年から2014年夏まで大規模な増改築工事に入っているため、この6月30日から東京都美術館で開催される「マウリッツハイス美術館展」に「オランダ・フランドルの至宝」が大挙して出品されるという、奇跡的な出来事が起きるというわけです。
この展覧会には2点のフェルメール作品が出品されますが、また、レンブラント作品が一挙に6点も公開されます。自画像の多いレンブラントですが、最晩年に描かれた「自画像」は、「私生活での不運や経済的な困窮を究めた晩年にありながら、どこか満ち足りたまなざしをたたえる」と朝日の記事にあります。
他にハルス、ライスダール、ヤン・ブリューゲル、ルーベンス、等々、「惜しみなく出品される至宝の数々から、17世紀に黄金期を迎えたオランダとフランドル絵画の神髄に触れることができる」。この展覧会は、東京・上野の東京都立美術館のリニューアル後の企画展第一弾です。
いままで書いた記事と重複しますが、「もうすぐマウリッツハイス展」、少し整理しておこうと思いました。逆に拡散してしまったかな?ま、いいや、前売り券も買ってあることだし・・・。
デンハーグのビネンホフ周辺
出品作品の一部
デルフト風景
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