ライアン・オニールが亡くなったというニュースが…。
朝日新聞デジタル
米俳優ライアン・オニールさんが死去、
82歳 「ある愛の詩」出演
米国の俳優ライアン・オニールさんが8日、死去した。82歳だった。息子のパトリックさんが同日、写真投稿アプリ「インスタグラム」で公表した。死因は公表していない。
オニールさんはロサンゼルス生まれ。1960年代のテレビドラマ「ペイトンプレイス物語」に出演した後、70年の映画「ある愛の詩」が大ヒット。73年の映画「ペーパー・ムーン」では娘のテイタム・オニールさんと共演した。
(サンフランシスコ=五十嵐大介)
機能の新聞には「ある愛の詩」がNHKBSで放映することが報じられた。
ビデオの調子が悪いので、残念ながら見ることができません。
過去に書いたブログを以下に載せておきます。
「ある愛の詩」(NHKBS午後1:00)70年、米、
ライアン・オニール、アリ・マッグロー
”愛とは決して後悔しないこと”というセリフが有名な恋愛映画。
富豪の息子で弁護士志望の大学生が、図書館で出会った女子学生と恋に落ちた。彼は両親の反対を押し切って結婚し、弁護士への第一歩を踏み出そうとするが、彼女が病に侵さあれる。アアーサー・ヒラー監督。
以下、過去のブログより…。
アーサー・ヒラー監督の「ある愛の詩」を(再び)テレビで観ました。
再び、と言うのは昔、公開時に日比谷の「みゆき座?」だったかで、観た記憶があるからです。1970年の作品、今から52年前のことです。記憶が曖昧ですが…。
シネマ「ある愛の詩」
2023年1月24日(火) 1:00PM(1H41M) NHKBSプレミアム
「愛とは決して後悔しないこと」、これ一世を風靡しましたよね。また、フランシス・レイ作曲の主題歌、映画の中で効果的に使われていました。アンディ・ウィリアムスの歌も流行りました。
映画はこうして始まります。
セントラルパークのスケート場の観覧席で男が一人想いに沈んでいた。
そして、ナレーションが…。
「彼女は25歳で世を去った。美しく聡明で、モーツアルトとバッハを愛した。ビートルズを、そして僕を」。
いや~、泣けますね。題名の通り「ラブ・ストーリー」ですね。これ以上のラブ・ストーリーはありません。貧しい娘と富豪の息子が愛し合うという、現代版「ロミオとジュリエット」ですね。
1978年には「続・ある愛の詩」がつくられました。
以下、KINENOTEによる。
解説:
環境のまったく異なった世界に育った男と女の愛の物語。製作はハワード・G・ミンスキー、監督は「おかしな夫婦」のアーサー・ヒラー、脚本は「イエロー・サブマリン」のエリック・シーガル、撮影はリチャード・クラティナ、音楽は「ハロー・グッドバイ」のフランシス・レイ、美術はロバート・ガンドラックがそれぞれ担当。出演は「さよならコロンバス」のアリ・マッグロー、「栄光への賭け」のライアン・オニール、レイ・ミランド、ジョン・マーレイ、キャサリン・バルフォア、ラッセル・ナイプなど。カラー、ビスタビジョン。1970年作品。
あらすじ:
オリバー(ライアン・オニール)はニューヨークのセントラル・パーク・スケート場の観覧席で1人想いに沈んでいた。彼は若い弁護士で、少し前に医者から、妻のジェニー(アリ・マッグロー)に死期が迫っていると聞かされたばかりだった。初めてジェニーに会ったのは大学の図書館だった。ジェニーはそこの館員で、彼を“坊や”と呼ぶ小ナマイキなところがあったが、結局、一緒にお茶を飲みにいく仲になった。とり合わせとしては不釣合いな2人だった。オリバーは高名な良家の4世で、アイス・ホッケーだけが趣味の世間知らず、ジェニーはイタリア移民の菓子屋の娘で、バロック音楽好きという共通点のない2人だったが、そのあまりの身分の差が、かえって2人をひきつけたのだ。オリバーがジェニーのハープシコードの演奏を聴きにいって、モーツァルトやバッハの名を口にするようになって、ふと気がつくと2人はもう恋の虜になっていた。ある日、ジェニーは突然、フランスへ行くと言い出した。フランスで勉強したいというのだった。彼女は今の幸福が束の間のものであり、実らないであろう恋の悲しみから逃げようと考えたのだ。ロード・アイランド出の貧しい娘と富豪の息子では、あまりに身分が違いすぎるのだ。しかし、オリバーは問題にしなかった。そして結婚を申し込んだ。オリバーは両親にジェニーを会わせた。彼と父(レイ・ミランド)との間には深いミゾがあった。母(キャサリン・バルフォア)は息子と夫との間に入ってとりなそうとするが、オリバーは父を軽蔑しきり、父も彼の身勝手さをなじるため、うまくゆかず、父の、送金を中止するという脅しも蹴ってしまう。2人はロード・アイランドにいるジェニーの父(ジョン・マーレイ)に会いに行った。彼は2人を歓迎しながらも、前途を心配した。そして2人は結婚した。学費や生活費のためジェニーは働き、オリバーは学長トンプソン(ラッセル・ナイプ)に奨学金を申し込むが、名にしおうバートレット家の御曹司が…と、全然相手にもされなかった。生活は貧しかったが、愛し合う彼らは幸福だった。やがて、オリバーが優秀な成績で卒業し、2人はニューヨークのアパートを借り、オリバーは法律事務所へ勤めることになった。そんな新しい生活が始まったばかりのところだったのだ。オリバーはジェニーに医者の言葉を伝えなかったが、ジェニーはそれを知っていた。ジェニーの望みでオリバーはスケート場に連れていった。オリバーが滑るのを見ていたジェニーは、やがて苦しみ出す。病状は悪化し入院することになった。息子との仲直りを願っていたオリバーの父が、小切手を届けてきた。が、もはや金でジェニーの命が買い戻せる時ではなかった。ジェニーは父に見守られ、愛するオリバーに抱かれて死んだ…。今日も、セントラル・パークのスケート場の観覧席に腰を下ろして、じっと動かぬオリバーの姿があった。(CIC配給*1時間48分)
以下、テレビの画像から…。