キム・ギドク監督の「悲夢」をTUTAYAで借りて観ました。
キム・ギドクの作品は、過去に数多く見ています。
過去に観てブログにも書いています。
が、久しぶりに観たので、心機一転、項を改めて新たにブログに書いてみました。新たに観直してみると、以前観たときに気づかなかった細部まで気になり、オダギリジョーの日本語も気にならず、大いに満足しました。
以下、KINENOTEによる。
解説:
別れた恋人の夢を見る男と、彼の夢と同じ行動を実際にしてしまう夢遊病の女が出会い、やがて悲劇的な事件が起こる。監督は「うつせみ」のキム・ギドク。出演は、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のオダギリジョー、「小さな恋のステップ」のイ・ナヨン。第28回韓国映画評論家協会賞監督賞受賞。
あらすじ:
深夜、ジン(オダギリジョー)は車を運転し、別れた恋人を追っていた。そのとき別の車に追突し、運転手に重傷を負わせる。それでもジンは恋人を追い続けるが、今度は酔っ払いが路上に飛び出してきて、慌ててハンドルを切る。するとジンは夢から覚める。現実に戻ったジンは、サイレンの音を追って車を走らせ、夢と同じような事故が起きていたことを確認する。監視カメラの画像によって身柄を拘束されたのは、夢遊病の女・ラン(イ・ナヨン)だった。彼女はジンの夢に呼応して行動しているのだ。ジンは事故の責任は自分にあるとランに詫びるが、彼女は理解できない。再び、別れた恋人の夢を見て、夢の中で何者かに顔を殴打されたジンはランの元へ向かう。すると、ランも顔を殴打されていた。彼女は夢遊病の中で、彼女が捨てた男と会っていた。精神科医は、2人が愛し合えばジンの夢もランの夢遊病もなくなるだろうと告げる。2人は眠らないように互いに監視し合うが、夢はエスカレートしていく。ジンが夢で恋人の体を求めると、ランは嫌悪するかつての恋人に抱かれる。ランは、どうしてそんな夢を見るのかとジンを叱責するが、彼の恋人に対する切実な思いを知り、2人は愛情で結ばれていく。ある日ジンは、別れた恋人の情事の相手を撲殺する夢を見る。目覚めたジンが現場に駆けつけると、血まみれになったかつての恋人の隣で、ランがぐったりと横たわっていた。ランは逮捕され、精神病棟に収監される。ジンは面会室を訪れ、死んだら夢もなくなるとランに決意を伝える。ランは鉄格子越しにジンの顔を手で覆い、愛を口にする。こうして2人が心から結ばれた瞬間、奇跡が訪れる。
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*観たけれども、記事にしていないもの
「ワイルド・アニマル」(1997)
「悪い女~青い門~」(1998)
「リアル・フィクション」(2000)
「受取人不明」(2001)