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アンソニー・ミンゲラの監督の「イングリッシュ・ペイシェント」を(再び)観ました。テレビで放映されていたので、じっくり観直しました。というのも、以前観てブログに書いたのですが、どうも理解していたようには思えない。登場人物の関係性の理解が曖昧なままで、終わってしまっていました。それではならじと、じっくり観たというわけです。
過去の記事に「いいね」をつける人が続いていたので、そのまま再掲しようとも思ったのですが、やはりそれではならじと、また新たに記事にしたわけです。僕の好きなジュリエット・ビノシュ、どちらかと言うとここでは脇役ですが、それでもしっかり存在感を示しています。まあ、今までいろいろ観てきましたが…。
シネマ「イングリッシュ・ペイシェント」
2023年4月5日(水) 1:00PM(2H43M) NHKBSプレミアム
以下、KINENOTEによる。
解説:
第二次大戦を挟む激動の時代、二つの大陸にまたがって繰り広げられる愛のロマンを描く、官能的な映像叙事詩。世界で最も権威ある文学賞といわれるイギリスのブッカー賞を受賞したマイケル・オンダーチェの長編小説『イギリス人の患者』(邦訳・新潮社)を、「最高の恋人」のアンソニー・ミンゲラの監督・脚本で映画化。製作は「アマデウス」「存在の耐えられない軽さ」のソウル・ゼインツ、製作総指揮は「ファーゴ」のボブとハーヴェイのワインステイン兄弟、スコット・グリーンステイン。エロティックに砂漠の映像をとらえた撮影は「アメリカン・プレジデント」のジョン・シール、音楽は「愛と勇気の翼」のガブリエル・ヤーレ、衣裳は「バードケージ」のアン・ロスが担当。主演は「ストレンジ・デイズ 1999年12月31日」のレイフ・ファインズ、「ミッション:インポッシブル」のクリスティン・スコット=トーマス、「カウチ・イン・ニューヨーク」のジュリエット・ビノシュ。共演は「愛しすぎて 詩人の妻」のウィレム・デフォー、「カーマ・スートラ 愛の教科書」のナヴィーン・アンドリュース、「サークル・オブ・フレンズ」のコリン・ファース、「対決」のユルゲン・プロホノフほか。第69回アカデミー賞で監督賞、助演女優賞(ジュリエット・ビノシュ)、美術賞、撮影賞、衣裳デザイン賞、編集賞、オリジナル作曲賞、音響賞の9部門を受賞。第54回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、オリジナル作曲賞を受賞。97年キネマ旬報外国映画ベスト・テン第5位。
あらすじ:
44年、イタリア。砂漠の飛行機事故で全身に火傷を負い、記憶の大半を失って生死をさまよう男が野戦病院に運び込まれた。戦争で恋人も親友も亡くして絶望にかられていた看護婦のハナ(ジュリエット・ビノシュ)は移動する部隊を離れて、爆撃で廃墟と化した修道院に患者を運び込み、献身的な看護を続ける。男は断片的に甦る思い出をハナに聞かせる。彼の名はアルマシー(レイフ・ファインズ)。ハンガリーの伯爵の家柄に生まれた冒険家の彼は、英国地理学協会に加わり、アフリカはサハラ砂漠で地図作りに没頭していた。38年、協会のスポンサーとして夫ジェフリー(コリン・ファース)と共に参加していたキャサリン(クリスティン・スコット=トーマス)は、夫が英国情報部のカイロに戻った後も砂漠に居残った。アルマシーはたちまち彼女に心奪われる。猛烈な砂嵐に見舞われた一夜、2人きりで過ごしたジープの中で互いの心を知った彼らは、カイロに戻ってアルマシーの宿舎で結ばれた。人目を忍び密会を重ねる日々に、キャサリンは愛し愛される喜びと、夫に対する罪悪感の狭間で揺れる。折りしも戦争の機運が高まり、彼女アルマシーと別れて帰国しようとするが、彼には彼女のいない人生は考えられなかった。2人の関係はやがてジェフリーに知れ、彼は嫉妬に狂った復讐の決意を胸に、小型機の助手席にキャサリンを乗せ、ジルフ・ケビールの“泳ぐ人の洞窟”近くでキャンプの引き上げ作業にあたるアルマシーの元へ向かった…。ハナと患者の前にカナダ人のカラヴァッジョ(ウィレム・デフォー)が現れ、納屋に居候する。戦前のカイロで英国情報部に出入りしていた彼は、スパイ容疑でドイツ軍将校(ユルゲン・プロホノフ)に親指を切り取られ、その原因がアルマシーと思い込み、報復を果たそうと行方を探していたのだ。さらに、爆弾処理専門のインド人中毒キップ(ナヴィーン・アンドリュース)が修道院の中庭にテントを張って住み始め、ハナとキップの間に愛が芽生える。やがて迎えた終戦の日。人々が祝うさなか、キップの部下が事故で爆死し、ハナは悲しみを分かち合おうとする。一方、カラヴァッジョが敵意を剥き出しにして言った「アルマシーがスパイだと知って、おまえの親友マドックス(ジュリアン・ワドハム)は拳銃自殺したんだぞ」という言葉に、アルマシーの記憶が一気に甦った。あの日、キャサリンとアルマシーもろとも自殺をもくろんだだジェフリーは、地上のアルマシーに向かって飛行機を突進させるが失敗。ジェフリーは絶命し、アルマシーは瀕死の重傷を負ったキャサリンを洞窟に運ぶと「必ず戻ってくる」と約束し、三日三晩、砂漠を歩き続ける。だが、ようやくたどり着いた町で彼はスパイと疑われ、護送列車から脱走したアルマシーは愛する人の命を救いたい一心で、地図をドイツ軍に売り渡し、飛行機でキャサリンの元へ急いだ。だが、時既に遅く、彼女は息絶えていた。アルマシーは彼女の亡骸を乗せ、飛行機で彼女の故国イギリスを目指して砂漠を飛び立つ。やがて、彼の機は撃墜され、彼は英国人の患者として収容されたのだった…。話を聞き終えたカラヴァッジョの胸からは、報復の決意は消えていた。やがて、アルマシーの最後を看取ったハナの心にも、死を乗り越えて存在する愛の奇跡が深く刻み込まれた。
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以下、テレビの画像から
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