「高橋源一郎の飛ぶ教室」の2022年1月21日「読む前の本」に、以下のようにあります。
本は、ただの物質です。だから、それを読まなければ、なにも始まりません。もしかしたら、「読む前の本」だってあるのかもしれません。実際に読むのではなく、いまは読めないけど、いつか読む本、いつまでも憧れのままの本、読まないまま、それについて思いをめぐらせる本が、いや、それは、本だけではないのかもしれませんが。
いいわけじゃないですが、建築関連の、建築関連だけではなく、そのほかの本もですが、「積読」が異常に多い。うず高く積みあがっています。さらっと読んだものもあり、拾い読みしたものもあり、ぜんぜん手つかずのものもあり、まあ、早い話が読んでないものというわけです。少しでも読む気力を出すために、ここで公開することで、なんとか読む気力を出そうとするものです。
SD選書251
「コラージュ・シティ」
発行:2009年3月30日第1刷
2019年10月30日第3刷
著者:C・ロウ F・コッター
訳者:渡辺真理
発行所:鹿島出版会
「ル・コルビュジエがめざしたもの
近代建築の理論と展開」
2018年8月15日第1刷発行
著者:五十嵐太郎
発行所:青土社
関西学院大学研究叢書第222編
「建築家として生きる
―職業としての建築家の社会学―」
2021年3月30日初版第1刷発行
著者:松村淳
発行所:株式会社晃洋書房
「建築の明日へ
生活者の希望を耕す」
発行日:2021年7月15日初版第1刷
著者:松村秀一
発行所:株式会社平凡社
「森と木と建築の日本史」
岩波新書
2022年4月20日第1刷発行
著者:海野聡
発行所:株式会社岩波書店
「日本建築史講義
木造建築がひもとく技術と社会」
2022年5月1日第1版第1刷発行
著者:海野聡
八個王書:株式会社学芸出版社
「様式とかたちから建築を考える」
発行日:2022年6月15日初版第1刷
著者:五十嵐太郎、菅野裕子
発行所:株式会社平凡社
「世界建築史ノート
『人類の夢』を巡歴する」
2022年6月17日初版
編者:中川武
発行所:一般財団法人東京大学出版会
さあ、ここまで書いてきて記事をアップしようとしていたところ、
「磯崎新さん死去」のニュースが…。
朝日新聞:2022年12月31日第1面
朝日新聞:2022年12月31日社会24面
巻末にある「磯崎新 主な建築作品」を見るとホントに懐かしい。学業を終えた頃、友人たちと行った大分旅行。「大分県医師会館」「岩田学園」「大分県立図書館」「福岡相互銀行大分支店」「N邸」等々を、若さに任せて観て回りました。その後、「群馬県立近代美術館」「つくばセンタービル」「お茶の水スクエアA館」「東京グローブ座」「ハラ・ミュージアム・アーク」「水戸芸術館」、そして最近ですが「東京造形大学」等々、磯崎の仕事が海外へシフトする以前、初期の作品はほとんど観ています。
と、かつてブログに書いたことがあります。
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