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「ポーラ美術館名作選 西洋絵画・日本の洋画」を観た!その2

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「ポーラ美術館名作選」図録
 

「ポーラ美術館」案内板

 

「ポーラ美術館」アプローチ

 

「ポーラ美術館」エントランス

 

西洋 絵画・彫刻

19世紀から20世紀は、フランスを中心とした近代美術がもっとも急激な変化を遂げた時代です。ポーラ美術館の核となる西洋近代絵画のコレクション約400点は、まさにこの時代を生きた画家たちの作品です。印象派、ポスト印象派、新印象派などが100点、そして1920年代のパリに集まった外国人画家たちのグループ「エコール・ド・パリ」の画家たちの作品100点を中心に、新古典主義のアングル、ロマン主義の画家ドラクロワから、抽象絵画の創始者カンディンスキー、シュルレアリスムの画家たちまで、モダン・アートの流れをたどる構成になっています。
そのなかでも、ポーラ美術館のコレクションを築いたコレクターであり、ポーラ創業家2代目、鈴木常司(1930-2000)が特に注目した画家は、印象派を牽引したモネ、「生きる歓び」を描き続けたルノワール、今日の絵画に決定的な影響を与えたピカソです。日本最多のコレクションを有する画家が多いこともポーラ美術館の特色で、モネ19点、ルノワール16点、ピカソ19点、レオナール・フジタ176点、ドガ9点、ゴッホ3点等の絵画を収蔵しています。

 

日本 絵画・彫刻 

モネやルノワールなどフランス印象派の画家たちが活動を開始した1860年代は、日本で言えば、ちょうど幕末から明治維新にかけての時代にあたります。この頃、いわゆる「鎖国」から開国に転じて西洋近代文明の導入に邁進するようになった日本は、絵画の分野においても、西洋の油絵の技法を学ぶことに情熱を傾けた多くの優れた画家を生み出しました。
当初絵具や絵筆を手作りし、ほとんど独学で油絵を習得した初期洋画の偉才、高橋由一や、明治政府のお雇い外国人画家フォンタネージの下で学んだ小山正太郎、浅井忠から、渡仏して油絵の修業をした黒田清輝や藤島武二、大正期に活躍した「麗子像」で知られる岸田劉生や夭折の異色画家村山槐多、第二次世界大戦前から戦後にわたって長いあいだ旺盛な創作力を示した梅原龍三郎や安井曾太郎など、数多くの優れた画家たちの秀作が集められており、深く西洋絵画の影響を受けながら伝統的な美意識を活かし続けてきた日本近代洋画の歴史をたどることができます。

 

「ポーラ美術館名作選 西洋絵画・日本の洋画」を観てきました。

質の高い作品が、驚くほどたくさんありました。

ここでは「ポーラ美術館名作品」から、その1とその2に分けて掲載します。

 

レオナール・フジタ(藤田嗣治)
「自画像」1929年
 

レオナール・フジタ(藤田嗣治)
「姉妹」1950年

 

マルク・シャガール
「オペラ座の人々」1968-1971年

 

パブロ・ピカソ「母子像」1921年

 

パブロ・ピカソ「花売り」1937年

 

ワシリー・カンディンスキー
「支え無し」1923年

 

ジョアン・ミロ「夜の人物と鳥」1944年

 

サルバドール・ダリ
「姿の見えない眠る人、馬、獅子」1930年

 

「ルネ・マグリット「生命線」1936年

 

ポール・デルヴォー
「トンゲレンの娘たち」1962年

 

浅井忠「武蔵野」1898年(明治31)

 

黒田清輝「野辺」1907年(明治40)

 

藤島武二「女の横顔」
1926-1927年(大正15-昭和2)

 

岡田三郎助
「あやめの衣」1927年(昭和2)

 

坂本繁二郎「母仔馬」1960年(昭和35)

 

岸田劉生「麗子座像」1919年(大正8)

 

中村彜「泉のほとり」1920年〈大正9)

 

佐伯祐三
「アントレドリュードシャトー」
1925年(大正14)頃

 

「ポーラ美術館」ホームページ

ポーラ美術館 (polamuseum.or.jp)

 

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