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国立西洋美術館リニューアルオープン記念「自然と人のダイアローグ」を観た!その1

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「自然と人のダイアローグ」チラシ2種

 

「自然と人のダイアローグ」案内板

 

「自然と人のダイアローグ」地下1階ホール案内板

 

国立西洋美術館リニューアルオープン記念「自然と人のダイアローグ」を観てきました。会期は9月11日まででした。ブログにアップするのが遅くなって申し訳ありません。

 

「自然と人のダイアローグ」展、開催趣旨

国立西洋美術館リニューアルオープン記念として、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の協力を得て、自然と人の対話(ダイアローグ)から生まれた近代の芸術の展開をたどる展覧会を開催します。

フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、同時代を生きたカール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)と松方幸次郎(1866-1950)の個人コレクションをもとに設立された美術館です。本展では開館から現在にいたるまでの両館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にドイツ・ロマン主義から20世紀絵画までの100点を超える絵画や素描、版画、写真を通じ、近代における自然に対する感性と芸術表現の展開を展観します。産業や社会、科学など多くの分野で急速な近代化が進んだ19世紀から20世紀にかけて、芸術家たちも新たな知識とまなざしをもって自然と向き合い、この霊感源から多彩な作品を生み出していきます。

足元の草花から広大な宇宙まで、そして人間自身を内包する「自然」の無限の広がりから、2つの美術館のコレクションと いう枠で切り出したさまざまな風景の響き合いをお楽しみください。自然と人の関係が問い直されている今日、見る側それぞれの心のなかで作品との対話を通じて自然をめぐる新たな風景を生み出していただければ幸いです。

(ホームページによる)

 

フォルクヴァング美術館の歴史

左:松方幸次郎
右:カール・エルンスト・オストハウス(1921年以前の撮影)

 

展覧会の構成は、以下の通りです。

 

Ⅰ 空を流れる時間

Ⅱ <彼方>への旅

Ⅲ 光の建築

Ⅳ 天と地のあいだ、循環する時間

 

以下、Ⅰ 空を流れる時間、Ⅱ <彼方>への旅はその1に

Ⅲ 光の建築、Ⅳ 天と地のあいだ、循環する時間はその2に

載せます。

 

Ⅰ 空を流れる時間

 

ウジェーヌ・ブーダン「トル―ヴィルの浜」1867年

 

ウジェーヌ・ブーダン「引き潮のドーヴィルの浜」1893年

 

エドゥアール・マネ「嵐の海」1873年

 

カミーユ・ピサロ「ルーヴシエンヌの雪景色」1872年

 

クロード・モネ「雪のアルジャントゥイユ」1875年

 

クロード・モネ「セーヌ河の朝」1898年
 

クロード・モネ
「ルーアン大聖堂のファサード(朝霧)」
1894年

 

クロード・モネ「ウォータールー橋、ロンドン」1902年

 

ジャン・バティスト・カミーユ・コロー
「ナポリの浜の思い出」
1870-1872年

 

エドゥアール・マネ
「プラン氏の肖像」1879年頃

 

ピエール・オーギュスト・ルノワール
「風景の中の三人」1916年

 

ゲアハルト・リヒター「雲」1970年

 

クロード・モネ「舟遊び」1887年

 

Ⅱ <彼方>への旅

 

カスパー・ダーヴィット・フリードリヒ
「夕日の前に立つ女性」1818年頃

 

カール・グスタフ・カールス
「高き山々(カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ
にもとづく<模写>)」1824年頃

 

ギュスターヴ・クールベ「波」1870年

 

「ギュスターヴ・クールベ「波」1870年頃

 

テオドール・シャセリオー
「アクタイオンに驚くディアナ」1840年

 

ギュスターヴ・モロー
「聖なる象(ペリ)」1882年

 

ポール・ランソン
「ジギタリス」1899年

 

ポール・ゴーガン
「海辺に立つブルターニュの少女たち」
1889年

 

ポール・ゴーガン「扇を持つ娘」1902年

 

クリスティアン・ロールフス
「森の中」1901年

 

イヴ・タンギー「恋人たち」1929年

 

以下、Ⅲ 光の建築、Ⅳ 天と地のあいだ、循環する時間をその2に

載せます。

 

国立西洋美術館リニューアルオープン記念

自然と人のダイアローグ

フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで

編集:

陣岡めぐみ

新藤淳

読売新聞東京本社事業局ミュージアム事業部

発行:

国立西洋美術館

読売新聞社

NHK

NHKプロモーション

©2022

 

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