銀座のポーラミュージアムアネックスで「野口哲哉展」を観てきました!
野口哲哉展 ― THIS IS NOT A SAMURAI ―"
2022年7月29日(金)~9月11日(日)
※会期中無休 ポーラミュージアムアネックス
(東京都中央区銀座1-7-7 POLA銀座ビル3階)
野口哲哉は、鎧と人間をテーマに現代性や人間性を問いかける現代美術作家です。鎧兜を着た人物が所在なくたたずんでいるかと思えば、リラックスしたり、苦悩したり、時には流行りのスニーカーを履き、ブランドのロゴが描かれた甲冑を自然に着こなすなど、一見すると鎧兜とはアンバランスな、飾らない人の姿をリアルに映し出しています。多様な文化や感情が混ざり合うユニークな世界観は国内外の幅広い層に支持されています。
本展では、鎧をまとう人々の彫刻、絵画、インスタレーションなど、新作を含む初期からの代表作約180点で、野口哲哉の幅広い思考と精巧な作品に込められた優しさと悲しさ、人間への好奇心にあふれた世界を紹介します。
野口哲哉:
1980年、香川県高松市生まれ。2003年、広島市立大学芸術学部油絵科卒、05年同大大学院修了。「鎧と人間」をモチーフに、 樹脂やアクリル絵具を使って彫刻や絵画作品などを制作する。
2016年、香川県文化芸術新人賞受賞。主な個展に、「野口哲哉展-野口哲哉の武者分類図鑑-」(練馬区立美術館、アサヒビール大山崎山荘美術館)、「中世より愛をこめて」(ポーラ ミュージアム アネックス)、「鎧ノ中デ-富山編-」(秋水美術館)。著書に「侍達ノ居ル処。」(青幻舎)、「野口哲哉作品集 〜中世より愛をこめて〜 From Medieval with Love」(求龍堂)。
CHANELやAudi Japanなどの企業とコラボレーションした作品も制作。2015年には羽田空港国際線ターミナルでアートディレクションを手掛けた。
「ポーラミュージアムアネックス」
ポーラ ミュージアム アネックス (po-holdings.co.jp)
過去の関連記事:
巡回「野口哲哉展 this is not a samurai」!