Quantcast
Channel: とんとん・にっき
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2506

新宿・武蔵野館で、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の「ひまわり」を観た!(再掲)

$
0
0

 

先日、NHKBSで「ひまわり」を放映していました。もう何度も見ていますが、録画してまたゆっくり観ました。

 

ウクライナで撮影したというひまわり畑が圧巻、素晴らしいの一言です。音楽はヘンリー・マンシーニ、いいですね、テーマ曲が流れると、背中がぞくっとします。誰が良いとか、悪いとか、思うようにならないのが、人の人生です。考えてみれば、この映画もおおいに反戦の映画ですね。

 

シネマ「ひまわり」

2022年8月11日(木) 1:00PM(1H49M) NHKBSプレミアム

 

つい先日、新宿・武蔵野館で再上映していたので、昔、観ていたにもかかわらず、劇場で観たくてわざわざ行ってきました。 

 

その時に書いたブログを、以下に再掲しておきます。

 

新宿・武蔵野館で、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の「ひまわり」を観てきました。

50年も前の映画です。もう何度も観ている映画ですが、やはり劇場で観てみたいと思い、新宿の武蔵野館まで行ってきました。ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ、見ごたえのある演技でした。ぜんぜん古く感じませんでした。広大なひまわり畑はウクライナの首都キエフから南へ500キロほど行ったへルソン州で撮影されたという。音楽はヘンリー・マンシーニ、この映画を決定づけています。

 

ラストのミラノ駅、僕も行ったことがあります。1988年11月のことです。

以下、僕が観たミラノ駅(1988年)

 

 

 

ひまわり 50周年HDレストア版

日本人が愛した、映画史に残る永遠の名作。
最新のデジタル技術で修復されてあざやかに蘇る。

見渡す限りに広がった一面のひまわり畑。ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニの競演、ヘンリー・マンシーニの甘く切ないテーマ曲に彩られた本作は1970年の洋画興行ランキング5位を記録し、イタリア映画としては異例のヒットに。以来何度も劇場公開され、そのたびに映画ファンの心をつかんできた。

カンヌ映画祭パルムドール、アカデミー賞®外国語映画賞などに輝く世界的巨匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督による、涙あふれる悲しい愛の名作が、公開から50年の時を経てHDレストア版として復活。広大なひまわり畑はウクライナの首都キエフから南へ500キロほど行ったへルソン州で撮影された。東西冷戦当時にヨーロッパの国がソ連で映画撮影をすることは珍しく、積極的に映画撮影に協力した政治的背景も興味深い。

『ひまわり』は日本はもとより、イタリア本国でもオリジナルネガが消失しておりポジフィルムしか存在しない。日本で2011年、2015年に続き今回3回目の修復を行った。最新技術を駆使し、映像に関しては画面上の傷を除去して、明るさや色の揺らぎなどの症状を改善。音響に関しては、モノラル作品でありながら、周波数ごとに音を拾い出し、最新のノイズリダクション技術で雑音を除去。オリジナルに近い仕上がりになった。現時点で世界最高のクオリティでスクリーンに帰ってくる。

 

以下、KINENOTEによる

 

解説:

戦争という大きな運命の前に散っていった愛。制作指揮はジョゼフ・E・レヴィン、製作はカルロ・ポンティとアーサー・コーン、監督は「恋人たちの場所」のヴィットリオ・デ・シーカ。脚本はチェザーレ・ザヴァッティーニ、アントニオ・グエラ、ゲオルギ・ムディバニの共同執筆、撮影はジュゼッペ・ロトウンノ、音楽はヘンリー・マンシーニ、編集はアドリアーナ・ノヴェッリがそれぞれ担当。出演は、「男と女と金」のマルチェロ・マストロヤンニ、「イタリア式奇蹟」のソフィア・ローレン、「戦争と平和」のリュドミラ・サベーリエワ、ほかにアンナ・カレーナ、ジェルマーノ・ロンゴ、グラウコ・オノラート、カルロ・ポンティ・ジュニアなど。

 

あらすじ:

貧しいお針子のジョバンナ(S・ローレン)と電気技師のアントニオ(M・マストロヤンニ)は、ベスビアス火山をあおぐ、美しいナポリの海岸で出逢い、恋におちた。だが、その二人の上に、第二次大戦の暗い影がおちはじめた。ナポリで結婚式をあげた二人は、新婚旅行の計画を立てたが、アントニオの徴兵日まで、一四日間しか残されていなかった。思いあまった末、アントニオは精神病を装い、徴兵を逃れようとしたが、夢破ぶられ、そのために、酷寒のソ連戦線に送られてしまった。前線では、ソ連の厳寒の中で、イタリア兵が次々と倒れていった。アントニオも死の一歩手前までいったが、ソ連娘マーシャ(L・サベーリエワ)に助けられた。年月は過ぎ、一人イタリアに残され、アントニオの母(A・カレナ)と淋しく暮していたジョバンナのもとへ、夫の行方不明という、通知が届いた。これを信じきれない彼女は、最後にアントニオに会ったという復員兵(G・オノラト)の話を聞き、ソ連へ出かける決意を固めるのだった。異国の地モスクワにおりたった彼女は、おそってくる不安にもめげす、アントニオを探しつづけた。そして何日目かに、彼女は、モスクワ郊外の住宅地で、一人の清楚な女性に声をかけた。この女性こそ今はアントニオと結婚し、子供までもうけたマーシャであった。すべてを察したジョバンナは、引き裂かれるような衝撃を受けて、よろめく足どりのまま、ひとり駅へ向った。逃げるように汽車にとびのった彼女だったが、それを務めから戻ったアントニオが見てしまった。ミラノに戻ったジョバンナは、傷心の幾月かを過したが、ある嵐の夜、アントニオから電話を受けた。彼もあの日以後、落ち着きを失った生活の中で、苦しみぬき、いまマーシャのはからいでイタリアにやってきたとのことだった。まよったあげく、二人はついに再会した。しかし、二人の感情のすれ違いは、どうしようもなかった。そして、ジョバンナに、現在の夫エトレ(G・ロンゴ)の話と、二人の間に出来た赤ん坊(C・ポンテイ・ジュニア)を見せられたアントニオは、別離の時が来たことを知るのだった。翌日、モスクワ行の汽車にのるアントニオを、ジョバンナは見送りに来た。万感の思いを胸に去って行く彼を見おくるこのホームは、何年か前に、やはり彼女が戦場へおもむく若き夫を見送った、そのホームだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画『ひまわり 50周年HDレストア版』公式サイト (himawari-2020.com)

 

2011年に「ひまわり」を観ていました。

今年観てブログにアップできなかった映画作品!

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2506

Trending Articles