3月10日(土)、「横濱三塔ガイドツアー」に参加してきました。横浜を堪能しながら、三塔を一望できる3つのスポットをまわれるガイドツアーです。もう何度も行っている場所ですが、ガイドさんが案内してくれるというので、参加しました。主催はNPO法人横浜シティガイド協会、集合場所は13時30分、みなとみらい線日本大通り駅「三塔広場」、ガイド料は500円です。コースは、日本大通り駅「三塔広場」→三塔巡り(開港記念会館・県庁・税関)→赤レンガパーク→象の鼻パーク→大桟橋→山下公園解散でした。解散したのは16時30分頃、前半は雨降りの中、後半は寒い中、3時間、歩き続けました。
願いが叶う伝説 横濱三塔物語
神奈川県庁の「キング」、横浜税関の「クイーン」、横浜市開港記念会館の「ジャック」。この三塔を一望できる3つのスポットを巡ると、願いが叶うという言い伝えがあります。三塔の景色にパワーをもらって願いを叶えましょう!これぞ、横浜のパワースポットです!
みなとみらい線:
平成16年2月開業。横浜の未来を担う新線として横浜駅からみなとみらい21地区を経由し、元町・中華街駅まで全6駅を地下で結ぶ、全町4.1km、逍遙時間7分、東急東横線で相互乗り入れを行い、渋谷から基町・中華街駅まで特急で33分で結ばれている。
横浜市開港記念会館(ジャックの塔):
横浜開港50周年を記念して大正6年(1917)に建てられた。塔の高さ36m、赤レンガと白い花崗岩「ネオ・ルネッサンス」様式の建物。関東大震災で損傷を受けたが、倒壊を免れた。昭和2年の改修、戦後の接収を経て平成元年に復元工事が完了。国の重要文化財。
日本大通り:
明治9年の横浜公園開園に次いで、同時期に進められた日本大通り、我が国発の都市計画道路としてイギリス人技師R・ブラントンにより明治12年(1879)に完成。居留地と日本人町の分離帯として造られた。陶磁より税関、堅調、諸外国領事館等が並び、日本近代化の中心。
神奈川県庁(キングの塔):
開港当時運上所の業務と一体となりスタートしたが、明治政府になり分離され県庁となる。現在の庁舎は大震災後の公募で、小尾嘉郎の案が採択され昭和3年(1928)竣工。和風の塔や寺院の屋根を思わせる堂々とした洋風現代建築は当時としては東洋一。帝冠様式。
横浜税関(クイーンの塔):
開港に伴い諸外国との業務を取り扱う役所(運上所)として始まる。現在の建物は昭和9年(1934)竣工しモスク風の青いドームを持ち優雅な姿。ロマネスク様式の建築。塔の高さ51m。
赤レンガパーク:
1・2号館の赤レンガ倉庫がある。明治44(1911)年=2号、大正2年(1923)=1号に国の保税倉庫として新港埠頭に明治の巨匠妻木頼黄の設計により建設される。当時は桜木町方面より鉄道も敷かれ、横浜の貿易を担った。現在は文化施設、イベント会場として賑わう。
象の鼻パーク:
横浜が開港した安政6年(1859)、開港場の中央部に2本の突堤が出来た。その後波除けの防波堤が接続され、港は象の鼻の形に。横浜の貿易港の原点として150周年を記念して「時の港―歴史と未来をつなぐ象徴的空間」として平成21年(2002)大改修整備が行われた。
大桟橋:
貿易の拡大により当初からの波止場を整備拡張して延長線上に明治27年(1894)鉄製の桟橋がパーマーの設計で造られた。現在のものは平成14年(2002)国際コンペによりイギリス人のアレハンドロ・ザエラ・ポロ夫妻の基本設計により、低層・2階・無柱の構造で造られた。オープンスペースの屋上は“くじらの背中”という。
山下公園:
関東大震災の復興事業の一環として、震災で生じた瓦礫を埋め立てて造成され昭和5年(1930)完成。5年後の震災復興記念横浜大博覧会開催。戦後は接収。氷川丸が繋留され、「赤い靴はいてた女の子」像、「水の守護神」等があり、平成元年の横浜博に合わせ「世界の広場」が造られた。
*上記解説は、NPO法人横浜シティガイド協会の「ガイドの概要」による。
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