TOHOシネマズシャンテで、チャン・イーモウ監督の「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」を観ました。
巨匠チャン・イーモウが
"映画”を愛するすべての人に捧げる、
娘への父の想いを描いた感動作
文化大革命時代の中国を舞台に繰り広げられるノスタルジックで普遍的な物語と、広大な砂漠を大胆に映し出す圧倒的な映像美。フィルムの中にたった1秒だけ映し出されているという娘の姿を追い求める父親と、幼い弟との貧しい暮らしを懸命に生き抜こうとする孤独な少女。決して交わるはずのなかった2人が、激動の時代の中で運命的に出会い、そして彼らの人生は思いがけない方向へと進んでいくー。
見どころ:
『活きる』などのチャン・イーモウ監督が、文化大革命時代の中国を舞台に撮り上げた人間ドラマ。同監督作『妻への家路』などのヅォウ・ジンジーが共同で脚本を務め、ニュースフィルムに1秒だけ映った娘の姿を追い求めて強制労働所から脱走した男と、幼い弟と暮らす身寄りのない少女の交流を描く。主人公を『オペレーション:レッド・シー』などのチャン・イー、彼と出会う少女を数千人に及ぶ高校生の中から選ばれたリウ・ハオツンが演じるほか、『胡同(フートン)愛歌』などのファン・ウェイらが共演する。
あらすじ:
1969年、文化大革命時代の中国。強制労働所送りになった男(チャン・イー)は、22号という映画本編前のニュースフィルムに娘が1秒だけ映っていることを知り、娘の姿を見たい一心で強制労働所から脱走する。映画館のある村を目指す道中、フィルム缶を盗む子供(リウ・ハオツン)を目撃した男は、娘が映っている22号のフィルムかと思いその子供を捕まえる。身寄りのない子供はリウという名前の少女で、やがて成り行きで小さな村にたどり着いた二人は、村で勃発した騒動を通じて奇妙な絆で結ばれていく。
映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』オフィシャルサイト (onesecond-movie.com)
映画『ワン・セカンド 永遠の24フレーム』予告編(出演:チャン・イー 、リウ・ハオツン ) - YouTube
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朝日新聞:2022年5月20日