藤森照信は、1946年長野県生まれ。東北大学、東京大学大学院に学ぶ。専攻は近代建築、都市計画史。86年、赤瀬川原平、南伸坊らと路上観察学会を結成し、「建築探偵の冒険・東京篇」を刊行、91年「神長官守矢史料館」で建築家としてデビュー。
藤森照信の茶室学
日本の獄小空間の謎
内容紹介:
日本の極小空間=「茶室」の謎に迫る。
利休はなぜ2畳という極限スペースの茶室をつくったのか。
茶室に火が投じられたわけは。
日本の極小空間の原点である「茶室」に、
建築史家であり建築家である藤森照信が迫った
渾身の書き下ろしです。
茶室の始まりから現代の茶室までの歴史をひも解きつつ、
藤森流のオリジナリティ溢れる茶室論がわかりやすい文章で展開され、
茶室に詳しい人も、詳しくない人も楽しめる内容となっています。
日本のアイデンティティの一つである「茶室」を改めて熟考できる1冊。
最終章に、茶室を多く手掛けている、日本を代表する建築家、磯崎新との
茶室談義を収録。
目次
1章 茶室に目覚めたわけ
2章 日本の茶室のはじまり
3章 利休の茶室
4章 利休の後
5章 建築家の茶室
6章 戦後の茶室と極小空間
7章 茶室談義 磯崎新に聞く
- だから、茶室はやめられない
BRUTUS
「建築を楽しむ教科書 小さな建築、愛される建築」
藤森照信の小さな建築は、なぜこれほど愛されるのか?
新美の巨人たち
藤森照信「空飛ぶ泥船」×内田有紀
2022年2月26日(土) 10:00PM(0H30M)テレビ東京1
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