フランシス・フォード・コッポラ監督の「コットンクラブ」をTUTAYAで借りて、DVDで観ました。
いや~っ、懐かしい。昔、観たんですよ。いま観ても、よくできた映画です。ハーレムにあるナイトクラブ・コットンクラブを舞台に、つまりはヤクザ映画、ギャング映画ですね。毎回言いますが、ホント、アメリカ映画ですね。アメリカでないと成り立たない。リチャード・ギア、ちょっとニヤケすぎですね。威厳がない。でも、カッコいい。要所に踊るタップダンスが凄い、凄すぎる。ダイアン・レイン、いいですね。
以下、KINENOTEによる
解説:
禁酒法下の1920年代に栄えた黒人街ハーレムにあるナイトスポット“コットンクラブ”を舞台に、そこに展開される芸人やヤクザたちの人間模様を描く。製作はロバート・エヴァンス。エグゼクティヴ・プロデューサーはダイソン・ロヴェル。監督は「ワン・フロム・ザ・ハート」のフランシス・フォード・コッポラ、ウィリアム・ケネディ、フランシス・フォード・コッポラ、マリオ・プーゾの原作を基にケネディ・コッポラが脚色。撮影はスティーブン・ゴールドブラット、音楽はジョン・バリー、編集はバリー・マルキンが担当。出演はリチャード・ギア、ダイアン・レインなど。
あらすじ:
1920年代、禁酒法下のニューヨークの黒人街ハーレム――。レノックス通りと142丁目の角にあるコットンクラブは、白人のために黒人のジャズを聴かせる豪華なナイト・スポット。しかし正装した有名人たちだけが出入りできる、黒人禁制の場である。コルネット奏者でピアノもこなすディキシー・ドワイヤー(リチャード・ギア)は、コットンクラブの近くにあるバンビルクラブで黒人にまじってジャズを演奏している。ある日、そこへ警官に化けた2人のギャングがダイナマイトを投げ逃げ去った。狙われたのは、ハーレム一帯のナンバーズ(数あて)賭博やビール供給の権利を得ようとしているギャングのボス、ダッチ・シュルツ(ジェームズ・レマー)だ。彼はディキシーの機転で命をとりとめ、彼といっしょにいたキュートな歌手ヴェラ・シセロ(ダイアン・レイン)の生命も救ってやり彼女をアパートに送っていく。黒人のサンドマン。ウィリアムズ(グレゴリー・ハインズ)は、一流のタップダンサーになるのを夢見ており、騒動のあった日の翌日、兄のクレイ(モーリス・ハインズ)と組んでコットンクラブのオーディションを受けて合格した。さっそく、そこの歌手で美人の黒人女性リラ・ローズ(ロネット・マッキー)に恋するサンドマン。ダッチに招待されて一流ホテルのパーティに出むいたディキシーは、そのパーティがコットンクラブの持ち主で暗黒街の政治家的存在のオウニー・マデン(ボブ・ホスキンス)とフレンチー・デマンジ(フレッド・グウィン)が、先夜の後始末のために開いたものであることを知った。歌手のためのピアノ伴奏を依頼されるディキシー。歌手として現われたのはヴェラだった。ディキシーの弟で野心家のヴィンセント(ニコラス・ケイジ)は、なんとダッチの用心棒をしている。そんな矢先、ダッチを殺そうとした男の黒幕であるジョー(ジョン・ライアン)がダッチに殺される。ダッチ一家の一員のような存在になったディキシーとダッチの愛人となったヴェラの間に、恋の炎が燃え上がっていた。ボスの目を盗んでベッドを共にする2人は、共にダッチのもとを離れることを約束した。大スター、グロリア・スワンソンの口ききでスクリーン・テストを受けたディキシーは、ハリウッドの大物にみとめられ、さっそく映画に出演し、スターの道を歩み始めた。そのころコットンクラブの人気タップダンサーになっていたサンドマンがリラ・ローズと結婚した。時代は大恐慌へと突き進んでいた。ダッチのもとを相変わらず離れられずにいるヴェラは、ブロードウェイのナイトクラブ経営をまかされていた。ダッチのために殺人まで重ねていたヴィンセントが殺害された。数年が過ぎたある日、大スターたちを客席に迎えて相変わらずの振わいをみせるコットンクラブで、サンドマンがタップを踏むころ、そこから遠く離れたレストランでダッチが殺された。そして、ディキシーは、今でも激しく愛しているヴェラに、西海岸に一緒に行こう、と誘うのだった……。