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Channel: とんとん・にっき
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新宿武蔵野館で、ドミニク・モル監督の「悪なき殺人」を観た!

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新宿武蔵野館で、ドミニク・モル監督の「悪なき殺人」を観てきました。

 

黒澤明の「羅生門」のごとき手法で描かれたフランス発のサスペンスドラマ、とあったので、これは面白いかなと思い、観に行ってきました。もともと僕は、サスペンスとか、ミステリーには興味がない人間です。実際にはけっこう込み入っていて、なかなか一言では言い表せない、重層的で、複雑な作品でした。

 

ドミニク・モル監督が、ある失踪事件を軸に思いもよらない形でつながっていく5人の男女の物語を描き、2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀女優賞と観客賞を受賞したサスペンス。吹雪の夜、フランスの山間の町で女性が失踪し、殺害された。事件の犯人として疑われた農夫のジョセフ、彼と不倫関係にあったアリス、そして彼女の夫ミシェルなど、それぞれに秘密を抱えた5人の男女の関係が、失踪事件を軸にひも解かれていく。そして彼らが、フランスとアフリカのコートジボワールをつなぐ壮大なミステリーに絡んでいた事実が明らかになっていく。

 

映画「悪なき殺人」

映画「悪なき殺人」予告編(出演:ドゥニ・メノーシェ ) - YouTube

 

以下、KINENOTEによる。

 

解説:

同じ出来事を複数の人物の視点で語る黒澤清(明?)の「羅生門」のごとき手法で描かれたフランス発のサスペンスドラマ。吹雪の夜、フランスの人里離れた村で一人の女性が殺された。この事件を軸に5つの物語が展開、5人の男女が思いもかけない形で繋がっていく。やがてフランスからアフリカにまたがる壮大なミステリーの謎が明らかになる……。「ハリー、見知らぬ友人」でセザール賞を受賞した監督ドミニク・モルが、幾重にも重なる「偶然」という「必然」を通して、人間の本能と滑稽さを描き切る。主演は「イングロリアス・バスターズ」などのハリウッド映画や、「ジュリアン」(17)でセザール賞主演男優賞にノミネートされるなど、フランスを代表する名優ドゥニ・メノーシェ。2019年東京国際映画祭にて「動物だけが知っている(仮題)」(原題:Only The Animals)というタイトルで上映され、観客賞と最優秀女優賞(ナディア・テレスキウィッツ)を受賞した。

 

あらすじ:

ジョゼフと不倫する女・アリス。妻のアリスに隠れてネット恋愛する夫・ミシェル。そして遠く離れたアフリカで詐欺を行うアルマン。秘密を抱えた5人の男女がひとつの殺人事件を介して絡まり合っていく。だが、我々はまだ知らない……。この事件がフランスから5000kmも離れた場所から始まり、たったひとつの「偶然」が連鎖し、悪意なき人間が殺人者になることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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