「サッポロライオン」(中央区銀座7)が運営する「銀座ライオンビル」が登録有形文化財(建造物)として登録されました。
「みんなの経済新聞ネットワーク」より
「みんなの経済新聞ネットワーク」より
以下、過去の記事から
「銀座ライオン」は設計は菅原栄蔵、昭和9年(1934年)の完成です。いまから73年も前ですから、オドロキです。外観は何度か改修されていて、原型は留めていませんが、内部空間が素晴らしい。天井が高く、帝国ホテルを設計したライト風の空間構成と、ガラスモザイクの壁画が素晴らしい。いかにも昭和初期のレトロな「ビヤホール」といった趣で、ビールを飲むのにふさわしい空間です。大空間を味わうのもいいが、隅の方の空間もまたいい。
国内で生産された400色のガラスモザイク壁画の図柄、これも菅原栄蔵の手になるものです。ローマ風の半裸の女性が刈り取って運んでいるのはビールの原料の大麦。なぜか上の方にはたわわに実る葡萄が。その向こうに工場らしきものが見えます。これはJR恵比寿駅前にあったエビスビールの工場だそうです。いまは、ライオンビアホールはサッポロビールの直営です。
「銀座ライオンビル」登録有形文化財に 戦火をくぐり抜けた歴史あるビアホール
「銀座ライオンビル」登録有形文化財に 戦火をくぐり抜けた歴史あるビアホール(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース
現存する日本最古のビヤホール 銀座ライオンビル 登録有形文化財(建造物)に指定
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