Quantcast
Channel: とんとん・にっき
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2506

渋谷のユーロスペースで、万田邦敏監督の「愛のまなざしを」を観た!

$
0
0

 

渋谷のユーロスペースで、万田邦敏監督の「愛のまなざしを」を観てきました。

 

主人公の女は、男の運命を狂わす謎多き女。いわばフムファタル(宿命の女)の典型です。映画評論家の北小路隆志は、あらゆる男女が権力闘争に明け暮れ、それが「恋愛」と呼ばれる。「恋愛」とは「力と力の関係=権力関係」である、と断定しています。医師としての男は患者である女に影響を及ぼす一方で、愛の対象としての女や死者(亡き妻)からは逆に強く影響を受けてしまう。「力」のせめぎ合い(緊張関係)で構成されている、という。こういうのを「愛憎サスペンス」というのか?

 

あるブログに、この映画の主人公のことを「メンドクサイ女に人生を狂わされた男」と、書いてありました。う~ん、なるほどね、そうかもしれません。それにしても後味の悪い映画でした。

 

以下、シネマトゥデイによる

 

解説:
『接吻』『イヌミチ』などの万田邦敏監督によるドラマ。精神科医に恋をした患者の女性が、彼が思い続ける亡き妻への嫉妬に狂っていく。『チーム・バチスタ』シリーズなどの仲村トオル、『禁忌』などの杉野希妃、『麻雀放浪記2020』などの斎藤工、『ディアーディアー』などの中村ゆりのほか、藤原大祐、万田祐介、松林うららたちが出演する。

あらすじ:
真摯(しんし)に患者と向き合うことが信条の精神科医・貴志(仲村トオル)。患者たちからの信頼の厚い彼だが、6年前に亡くした妻・薫(中村ゆり)のことが忘れられず、薬で精神を安定させていた。そんな貴志に診てもらっていた綾子(杉野希妃)は、いつしか彼と心を通い合わせるようになる。だが、貴志が薫への思いを捨てられないこと、彼女との子供・祐樹(藤原大祐)がいることを知って激しい嫉妬心に駆られる。独占欲が抑えられない彼女は、薫の弟・茂(斎藤工)に近づいて思わぬ行動を取る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛のまなざしを」公式サイト

映画『愛のまなざしを』公式サイト (aimana-movie.com)

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2506

Trending Articles