タイトルの通りです。 51年前に、白井晟一設計の「親和銀行本店」を観ました。51年前とは、昭和45年、1970年のことです。建築されたのは第1期、第2期は1966年から1970年です。この時はできていませんでしたが、第3期にあたる「懐霄館」は1973年から1975年です。
大学を出て、研究室仲間と卒業旅行ということで、夜行列車に乗り、大分の磯崎新の作品を観に行きました。仲間は大分からそのまま東京へ帰りましたが、僕だけ、列車を乗り継いで佐世保へ向かいました。ぜひとも、白井晟一設計の「親和銀行本店」を観たいという思いで行ったわけです。
東京から来て建築を勉強していると言うと、女性を一人案内役につけてくれて、自由に観ていいと、しかも写真も自由に撮っていいとのこと。当時は銀行といえども、おおらかでしたね。今では考えられません。
ここまで書いて、以前どこかに書いたような気がして、調べてみたらありました。
その時に撮った写真、スライドになっていますが、探しに探してやっと出てきました。51年前の写真ですので、相当変色してはいますが・・・。
以下の図面は「白井晟一 建築とその世界」より
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