リドリー・スコットの「ブレードランナー」を(再び)観ました。
テレビで放映していたので録画して、再度、じっくり観ました。
日曜ロードショー 映画{ブレードランナー ファイナル}
2021年9月12日(日) 8:00PM(1H54M) BS日テレ
原作は、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」。
今回観たのは「ファイナル」でしたが、いろんなバージョンがあります。
細かいことは分かりませんが、それぞれに少しずつ異なります。
デッカードとレイチェルが、ラスト、宇宙船でどこかへと旅立つ、
というようなバージョンもありましたが、ファイナルでは猪突に終わります。
ハリソン・フォードも若かったので、頑張っています。
「メイキング・オブ・ブレードランナー」、これはバイブルです。
以下、「MOVIE WALKER PRESS」による
映画が公開された1982年時点ですでに、公開前に観客の反応を見るための試写版『ワークプリント版』や、アメリカで公開された『オリジナル劇場公開版』、国外用に編集された『インターナショナル劇場公開版』と3つのバージョンが存在。10年後の1992年に『ディレクターズ・カット』が作られ、その15年後の2007年になると『ファイナル・カット』が公開。現時点で5つものバージョンが作られているのだ。
以下、KINENOTEによる
解説:
近未来のLAを舞台にして、人造人間と人間との戦いをフィルム・ノワール調で描くSF映画。ジェリー・ペレンチノ、バッド・ヨーキン提供。アメリカでは、ラッド・カンパニーがサー・ラン・ラン・ショウの協力を得て、WBを通じて配給。マイケル・ディーリーが製作し、「エイリアン」のリドリー・スコットが監督、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(早川書房)に基づき、ハンプトン・ファンチャーとデイヴィッド・ピープルズが脚色した。製作指揮はブライアン・ケリーとハンプトン・ファンチャー、撮影はジョーダン・クローネンウェス、音楽はヴァンゲリス、特殊視覚効果監修はダグラス・トランブル、リチャード・ユーリシッチ、デイヴィッド・ドライヤーが担当。出演はハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング、エドワード・ジェームズ・オルモスなど。
あらすじ:
2019年。この頃、地球人は宇宙へ進出し、残された人々は高層ビルの林立する都市に住んでいた。休みなく雨が降っているロサンゼルスでは東洋系を始めとして、さまざまな人々がうごめいていた。その1人デッカード(ハリソン・フォード)は、ガフ(エドワード・ジェームズ・オルモス)と名乗る男に本署へ連れてこられる。そこで彼は元上司のブライアントに、レプリカント4名が地球に侵入したので、彼らを見つけ出せと命じられる。レプリカントとは、遺伝子工学の新技術によって生産された人造人間で、宇宙探索や植民地惑星での危険な労働に従事し、あらかじめ死期もセットされている。ブレードランナーはレプカリントの犯罪や叛逆にそなえ、彼らを識別し抹殺する刑事のことで、デッカードはなかでも一流だった。彼はレプカリント製造の最大手タイレル社に行き、そこでタイレル博士(ジョン・ターケル)と謎の美女レイチェル(ショーン・ヤング)に出合う。彼はレイチェルをテストし、彼女がレプカリントであることを知るが、彼女自身はそれを知らなかった。デッカードはスネーク・ダンスを踊っていたレプリカントの1人ゾーラを射殺。レプリカントのレオンに襲われるが、危ういところをレイチェルに救われた。その後、2人はアパートで結ばれる。レプリカントのリーダーであるバッティ(ルトガー・ハウアー)は、自分の死期を知ろうとしてタイレル社長と対面し、タイレルを惨殺。デッカードは、レプリカントのプリス(ダリル・ハンナ)を倒した。そして、デッカードとバッティが対決。デッカードを追いつめながら、死期を悟ったバッティは彼を見逃すのだった。デッカードはレイチェルを連れて、都市から脱出する。
撮影に使われた「ブラッドベリ―ビル」
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以下、画像は
「メイキングオブブレードランナー」より
ヌードルバーで呼び出しを喰らうデッカード。
店主に言われる、「ふたつで充分ですよ!」
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静かな一瞬。髪を下ろしたレイチェルと。
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レイチェルのスモーク・ショット。
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バティの全身ポートレート。
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バティとの最終対決の結果は?
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キュートな慰安用レプリカント=プリス。
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政治暗殺機能を備えたレプリカント=ゾーラ/ミス・サロメ。
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知力Cレベルのレプリカント=レオン・コワルスキー。
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レプリカントの眼球を作りエンジニア=チュウ。
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遺伝子工学のエンジニア=セバスチャン。
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謎めいたもう一人のブレードランナー=ガフ。
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「メイキング・オブ・ブレードランナー」
1997年3月21日初版第1刷発行
著者:ポール・M・サモン
監訳:品川四郎
発行所:株式会社ソニー・マガジンズ
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過去の関連記事:
メイキング・オブ・ブレードランナー
リドリー・スコットの「ブレードランナー」
ブレードランナー 愛のテーマ・ヴァンゲリス
リドリー・スコット監督の名作映画『ブレードランナー』原作。
35年の年を経て描かれる正統続篇『ブレードランナー2049』キャラクター原案。