BS朝日の「百年名家」、録画しておいて、いつも観ているんですよ。毎回、そこそこいい建築を取り上げているし、専門家のゲストが分かり易く解説しています。
BS朝日のホームページより。
「百年名家」とは百年以上の歴史を持つ家屋で人々が暮らしている家のこと。
人々の営みを支えてきた家屋には、暮らしを彩る様々な工夫があります。
そして、そこには人々が受け継いできた物語があります。全国の「百年名家」を巡りながら、その古き良き日本の文化に触れ、未来へ繋ぐ「暮らしのヒント」を探します。
【旅人】八嶋智人 牧瀬里穂
百年名家
「大農場に建てられたドイツの洋館~
旧青木家那須別邸」
2027月7月18日(日) 0:00PM(0H55M) BS朝日1
百年名家~築100年の家を訪ねる旅~ | BS朝日 (bs-asahi.co.jp)
今回は、旧青木家那須別邸、僕は2度観ています。何度かブログに書こうと思っていましたが、残念ながら、画像が残っていません。かろうじて「死ぬまでに見たい洋館の最高傑作」という本の載っていました。それは知っていたのですが、これだけでブログに書くわけにはいきません。で、「百年名家」が取り上げてくれたので、よし、これで行こうとやっと思いました。
以下、BS朝日の「百年名家」より
以下、「死ぬまでに見たい洋館の最高傑作Ⅱ」より
「死ぬまでに見たい洋館の最高傑作Ⅱ」
2014年6月30日初版第1刷発行
著者:内田青蔵(監修)
伊藤隆之(写真)
後藤聡(文)
発行所:株式会社エクスナレッジ
「とちぎ明治の森記念館」(旧青木家那須別邸)
農場経営の拠点となった外交官の白い家
竣工年:1888年
設計者:松ヶ崎萬長長
所在地:栃木県那須塩原市青木27
国重要文化財
青木周蔵:
1844年 、長州藩の石巻市長男として生まれる。1868年に医学研修のためドイツに留学するが、外交官となり、帰国後は各国の公使、大使、そして外務大臣も3度歴任。1914年に没するまでの70年の1/3をドイツで過ごした。
青木周蔵がこの地に農場を開設したのは明治14年(1881)。そして、明治21年には公家出身の建築家、松ヶ崎萬長(つむなが、1858-1921)の設計によってこの別邸を建てている。松ヶ崎は青木同様、ドイツ生活が長く、ベルリン工科大学などで建築を学んだ。そんな縁もあって、青木はドイツ建築を熟知する建築家に別邸の設計を依頼したのだろう。