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府中市美術館で「映えるNIPPON 江戸~昭和 名所を描く」を観てきました。
府中市美術館で「映えるNIPPON 江戸~昭和 名所を描く」概要篇
ここでは「3章 風景へのまなざし、画家たちのまなざし」の「富士と和田英作」、そして「民家と向井潤吉」を載せることにします。
青空に映える富士
藁ぶきの民家
こころの原風景を描く
3-1 富士と和田英作
生涯に数多くの薔薇、そして富士をモティーフとした作品を描き、「富士薔
薇太郎」とも呼ばれた和田英作。彼は「富士を描いて主観を表すなどと云
ふ大それた気はなく、富士そのものをその儘に描けたらすでに仕合せなの
です」と語っている。古来より数多く描き継がれてきた定番中の定番ともい
える富士を描くことのどこに、和田は「仕合せ」を見出したのだろうか。
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3-2 民家と向井潤吉
画家・向井潤吉が民家を追い求め描き重ねていた時代、民家が佇む風景
は、変わりゆく日本のなかに確かに存在するひとつの現実であった。終戦
後、ふと目にした民家の美しさに心惹かれて以来、民家を自らの画題とし
て生涯をかけて描き続けた。当初民家そのものと、そこにある人々の日々
の営みに向けられていた画家の視線は、次第に変化していく
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「映えるNIPPON 江戸~昭和 名所を描く」
展覧会の構成は、以下の通りです。
0章 歌川広重の<名所江戸百景>
1章 新たな視線、受け継がれる表現
1-1 開化絵
1-2 西洋画法と写真
1-3 小林清親の光線画
2章 名所を描く、名所を伝える
2-1 川瀬巴水の新版画
2-2 国立公園の絵画
2-3 観光グラフィック
3章 風景へのまなざし、画家たちのまなざし
3-1 富士と和田英作
3-2 民家と向井潤吉
「府中市美術館」ホームページ
東京都府中市ホームページ (city.fuchu.tokyo.jp)
「映えるNIPPON 江戸~明治 名所を描く」
展覧会図録
発行日:令和3(2021)年5月
発行:府中市美術館
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朝日新聞:2021年6月22日
江戸の街の人気スポットを描いた歌川広重の浮世絵に、近代化した街を描いた明治期の開化絵。高橋由一に代表される写実性の高い西洋画法や、小林清親や川瀬巴水の風景版画。テレビもスマートフォンもない時代、名所の姿を広めたのはこうした絵画や版画、新たに登場した写真だった。幕末~昭和の風景画を集めた今展には、同じ場所を描いた複数の作品も登場するが、構図や昼夜の違いなどからは作家の個性が感じ取れる。
(町田市立国際版画館については省略)
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