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Channel: とんとん・にっき
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横浜・そごう美術館で「近代日本画の名作選展 ひろしま美術館コレクション」その1

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「近代日本洋画の名作選展」チラシ

 

「そごう美術館」入口案内

 

「ひろしま美術館」正面外観」

 

ここからは「その1」です。

 

浅井忠「農夫帰路」1887年

 

黒田清輝「洋燈と二児童」1891年

 

黒田清輝
「白き着物を着せる西洋婦人」
1892年

 

藤島武二「桃花裸婦」1902年

 

藤島武二「日の出」1931年

 

岡田三郎助「水辺の裸婦」1935年

 

岡田三郎助「裸婦」1926年

 

鹿子木毅郎「月」制作年不明

 

満谷国四郎「裸婦」1911-12年

 

和田英作「薔薇」1937年

 

青木繁
「ゆく春(合作:福田たね)」
1907年頃

 

小出楢重「地球儀のある生物」1925年

 

小出楢重「帽子を冠れる自像」1928年

 

小絲源太郎「花図」1972年

 

安井曾太郎「素描」

 

安井曾太郎「素描」

 

安井曾太郎「素描」

 

安井曾太郎「画室」1926年

 

梅原龍三郎「裸婦」1936年

 

梅原龍三郎「軽井沢秋景」1974年

 

岸田劉生「支那服を着た妹照子像」1921年

 

中川一政「長崎風景」

 

中川一政「佐世保」

 

以下、「その2」に続く。

 

「近代日本画の名作選展 ひろしま美術館コレクション」

公益財団法人ひろしま美術館の日本洋画コレクションは、明治時代の巨匠黒田清輝の作品を出発点に、それ以降の大正、昭和への歩みをほぼ俯瞰でき、近代日本洋画の流れをたどれる貴重なコレクションといえます。

近代日本洋画が明治維新という劇的な時代の変革により大きく芽吹いていくなかで、初期の浅井忠やフランスに留学した黒田清輝は、その後の近代日本美術の礎となり、近代洋画の父とされました。本展では、その黒田の滞欧作や黒田に学んだ藤島武二の新しい裸婦像、青木繁の作品から、自由な雰囲気が社会にあふれた大正期、「白樺」を通してフランス美術に触発された岸田劉生の婦人像が出品されます。さらに昭和初期に、理知的な画面構成と写実性を追求した安井曾太郎の代表作「画室」や大変貴重な木炭デッサンをはじめ、パリ帰国後に装飾的油彩画を確立した梅原龍三郎の裸婦像など、裸婦像の変遷をたどることができます。一方、独自の存在感をもつ須田国太郎、小出楢重の代表作である自画像に加え、異国の街を描いた佐伯祐三や荻須高徳、独特の作風の林武、小磯良平、岡鹿之助、人間の本性を追求した鴨居玲らの作品など、約70点により、こうした時代の流れと表現の変遷を概観できる貴重な機会です。

油彩という新しい技法により、日本独自の感性を守りながらさまざまに華開いた日本洋画の黄金期の作品に、新たな希望と癒しを感じていただけましたら幸いです。

 

ひろしま美術館は、広島銀行の創業100周年を機に「愛とやすらぎのために」をテーマに設立されました。一枚の絵が人々の心を癒すと信じ、戦争で傷ついた人々のやすらぎの場になればとの思いから、広島市に1978年に開館した市立美術館です。

 

「ひろしま美術館 収録作品図録[日本洋画・彫刻]」

編集・発行:公益財団法人ひろしま美術館©2014

 

 


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