初夏の「新宿御苑」(環境省国民公園)へ行ってきました。行ったのは5月14日のことでした。なぜか今まで行く機会がなくて、実は僕は今回始めて新宿御苑へ行きました。ツツジやサツキも終わっていたので、人出はそれほど多くなく、のんびりと一周して楽しんできました。意外にも外人さんが多いのには驚きました。
新宿御苑は思っていた以上に広くて、その場所場所によっていろんな顔を持っていました。見どころはやはり「バラ花壇」周辺で、バラマニアで賑わっていました。「大温室」では、熱帯植物や絶滅危惧植物の展示がありました。代々木駅前にあるトンガリ屋根の「ドコモ・タワー」が、新宿御苑のどこからでも見えました。
新宿御苑は、徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツといわれています。明治に入り、農事試験場を経て、明治39年(1906)に皇室の庭園となり、戦後昭和24年(1949)に国民公園として一般公開されました。園内には、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、そして日本庭園が巧みにデザインされ、明治を代表する近代西洋庭園といわれています。(「新宿御苑サービスセンター」資料より)
バラ花壇
重要文化財指定「旧洋館御休所」
大温室(設計:日本設計)
この温室では、気候に応じて多様に展開する熱帯の植物や、絶滅危惧植物の展示を行っています。