毎年恒例の「神宮外苑いちょう並木」へ行ってきました。前の土・日には行けなかったので、少し遅いとは思いながら見てきました。東京メトロの神宮外苑駅を出てすぐの「福新楼」という中華料理店でお昼を食べてから行ったのですが、この中華はお店が赤坂にある頃から通っていました。もう40年も前のことです。外苑に出るとお昼はいつもここです。
僕がお昼は福新楼で食べようと言ったら、家人がすかさず「いんでんや」へ行きたいと言います。なにそれ、と聞くと、「いんでんや」しらないのと、バカにしたような顔で言う。どんな字を書くのかと聞くと「印傳屋 上原勇七」だと言う。「神宮外苑いちょうまつり」に合わせてかどうかは分かりませんが、いまバーゲンをしているのだという。いちょう並木の246を渡ったすぐ前なので、僕はお店の外で待っていましたが、家人はお財布を買っていたようです。
いちょう並木は、行ったのが午後になってしまったので伊藤忠ビルの影が延びて少し陰っていましたが、それでも西日がさして黄色く輝いていました。突き当たりはもちろん「聖徳記念絵画館」です。聖徳記念絵画館は、明治天皇、昭憲皇太后の御事跡を永く後世に伝える壁画を展示することを目的に建設されました。中は明るい展示室で、当時の一流画家たちが、日本画40枚、洋画40枚、計80枚の絵で腕を競っていました。以前、ブログにも書きましたが、これはお薦めです。
「印傳屋 上原勇七」の紙袋
過去の関連記事:
聖徳記念絵画館で「展示壁画」を観た!
今年の「神宮外苑いちょう並木」!